あなたと別れて半年、さっき、二人の記念日アラームが鳴った。
スマホを開いて、あなたとの記念日アラーム設定を解除した。
凄く哀しくて、まだ好きなことに気が付いた。
あなたを想うと、あなたとのセックスを思い出す。
あなたとは、最高に身体の相性よかった。
ちょっと私にMっ気があって、あなたはそれに気づいて、少し意地悪で恥ずかしいセックスしてくれた。
いわゆる羞恥プレイ、例えば椅子にM字開脚で縛られて、アソコをネチネチ責められた。
アソコにキュウリ、バナナなんかを入れられたりもした。
もちろんコンドーム被せてだけど、逆を言うと、コンドームが被せられないほど太いのはやめてねって言うこと。
でも、あなた、少し細めだったけど、ゴウヤにコンドーム被せることに成功、あれでズコズコされた時は、あまりの刺激に仰け反って、気が遠のいたっけな。
あのゴウヤのおかげで、イクことを知った。
そしたら、あなたのオチンチンでもイケるようになった。
あなたでイクと、あなたも凄く喜んでくれてたし、私も満足してた。
あなたに合う身体になったのに、訳合って半年前にお別れ…
二人のせいじゃなく、あなたのご実家で色々あって、あなたは帰郷しなければならなくなった。
さすがに遠すぎて、ほぼ会うのは不可能で、遠距離恋愛できる距離じゃなかった。
あなた色に染まった身体…それをあなた以外の人で汚したくない…
でも、もうあなたとは逢えないんだよね。
ごめんね。
別れるとき、あなたのせいじゃないのに、傷つけるようなこと言っちゃって。
私とあなたは、一緒にいない方がいいって思いたくて、出た言葉だったんだけど、誤解させちゃったよね。
私は、あなたと付き合えたおかげで、色々と学んだことがたくさんある。
ありがとう。
本当にさよならしたんだね。
二度と会えないし、連絡するのも控えようと思う。
さよなら、大好きなあなとたの記念日…