カーテンも衝立もない銭湯だと、番台に座っている店主にはこちらの裸が丸見えですよね。
店主がお爺さんならまだしも、中年の男の人だったらかなり抵抗があります。
去年、主人と一緒に利用した銭湯は若めのオジサンが番台に座って、女湯の方を見ていました。
本当は即帰りたかったのですが、主人と一緒だったのでグッと我慢して、なるべく死角になりそうな場所を選び、番台に背中を向けて服を脱ぎました。
脱衣場は私一人で、洗い場にはお婆さんの先客が二人。
「女湯がガラガラなのは、そのせいなのね」と感じました。
お風呂から上がる頃になると、急にお客さんが増えてきたので「どうしのかしら」と思い、番台の方を窺うとオバサンに交代していました。
ホッとして、タオルで前を隠すこともなく洗い場から脱衣場に出ました。