一年ちょっと前の話です。私は高校時代、吹奏楽部で部長をしていました。高3の夏、コロナ禍で中止されていた野球応援が久々に復活し、真夏の球場で楽器を吹いていました。
私が一、二年の時は野球応援をしていないので知らなかったのですが、その夏最後の試合、まあ要するに敗退した試合の後、野球部から吹部とチア部を招いて、応援のお礼のためのちょっとしたセレモニーが行われるのがうちの学校の伝統だそうです。そしてそのセレモニーでは、吹部とチア部の部長の胴上げを行うのも慣わしだそうでした。
私はその場で言われるまで知りませんでした。しかもその日は、暑いこともあり、パンチラ対策はしておらず、スカートの下は下着のパンツだけでした。先に胴上げされたチア部部長は既に遠征用のジャージに着替えており、パンチラの心配はないようでしたが、野球部員たちは胴上げにかこつけて、明らかにお尻や胸をわざと触っているようで、私はさらに嫌な予感がしました。吹部は制服なので、私はスカートです。
そんなことはお構いなしに、野球部は続けて私の腕を引き、有無を言わさず持ち上げられてしまいました。そして自分で自分がどういう状態なのかわからないまま、私の身体は宙を舞い始めました。スカートが完全に捲れ、パンツが丸見えになっていました。しかも胴上げされる度に、野球部員たちに、パンツを直に触られます。恥ずかしいやら怖いやらで「いやぁ…いやああああぁぁぁ」と声を上げてしまいました。早く終わって欲しいのに、執拗に何回も胴上げが続いているような気がしました。
そして降ろされる時も、過剰にゆっくり丁寧に降ろしながら、お尻や胸を触られました。その途中、何人かがパンツの中に手を入れてきました。散々恥ずかしい目に遭って、ようやく私の足が地面に着いた時、下半身が突然スーッとしました。見ると、パンツが膝のあたりまで下ろされていました。私の姿は野球部員の輪に囲まれて周りから見えないのでやりたい放題です。私は恥辱に耐えながらパンツを履き直して、元の位置に戻りました。吹部の子たちは、パンツ丸見えを笑ってるの半分、心配してくれるの半分という感じでした。
ちなみに私が胴上げされる様子はスマホで動画や写真がたくさん撮られていて、たぶん私の知らないところで共有されて、今でもオカズにされているのかなと思います。以上、私の今までで一番恥ずかしい日でした。