私には当時気になる男子がいました。
お互い仲が良く、あっちは好きなんだろうなと薄々気づいてはいましたが、口に出すことはありませんでした。
あるとき、教室で友達に用があり、彼が席の側に立っているわずかな隙間を通り抜けようとしました。
私は彼のお尻が邪魔だな、と思いながらも避けてくれるだろうと思い、背を向けた状態で隙間に入り込みました。
そのまま通過できるのかと思いきや、お尻が密着したまま通れません。気づいてほしくて、一旦目線を合わせたのですが、何を考えているのか分からないままお尻とお尻を密着させたままの状態が続きました。
休み時間とはいえさすがに教室で皆がいるのに何だ、この状態は…と混乱とともにジャージ越しに膨らみが伝わってきて、私のお尻の感触もまた相手に伝わっていることが恥ずかしくてたまりませんでした。
退いてほしい、と焦って伝えようとするとうわずってなんだかいやらしい声が出てしまい、そのまま放置プレイのような数分間が続きました。
とにかくお尻をぴったりと重ねられてしまい、恥ずかしいような嬉しいような?あのむずむずするような感覚を今でも覚えています。
その後彼と話していた(反対側に立っていた)男友達が通してやれよ~と軽く言ってくれて数分後やっと解放されました。
またある時、イタズラ好きな彼は移動教室先の椅子に先に待機し、隣の私の席に足を乗せてよくいじわるをしていました。
私は座れないから足を退かすよう言うのですが、その日はそのまま座るように促され足の上に座ることになりました。
今考えればもっと拒否すれば良いものを…
そのまま座ると膝小僧がお尻に食い込んで違和感が半端ないのですが、彼がニヤニヤしながら軽く足をもぞつかせた瞬間、信じられないくらい体がビクンッとなったのです。
なぜ反応したのかは自分でもさすがに分りましたが、恥ずかしさで死にそうでとにかく気のせいだ、と相手に説明するので必死でした。
そのときから私はお尻が敏感だ、と言うことを知るのですが、彼は今も尻フェチなのでしょうか…
まさか中学生でこんな感覚に目覚めさせられるとは……今思うと彼はかなり変態です