僕は、とある結構長い距離を行く私鉄の終点駅近くに住んで
いるので通勤の時は必ず座れました。終点から終点まで乗る
ので寝過ごすということもなく、どんどん混んでくる社内の
混み具合などどこ吹く風って感じでした。ただ、ドア近くだ
と停車のたびに人の動きがあるので、座るのは車両と車両の
つなぎ目が一番。意外とそのあたり人の密度低く前に立って
る人のことを気にせずいられるのでいつも鞄の上に手を置い
て眠りこけるのが習性になってました。ところがある日、途
中駅間の踏切で事故発生ということがあって、ダイヤが大幅
に乱れた上、普段なら通過する駅にも止まって人を乗せてい
く事態になって、車内はギュウギュウ詰めになっていきまし
た。もう、遅刻を覚悟していつもの通り鞄を膝の上に立てそ
の上で手を組んでひと眠りしているときに手の甲に何か当た
る気配がして目覚めると、なんと、前に立ってるうら若い女
性の股間あたりでした。ヤバっと思って手を引っ込めようと
したのですが次の瞬間電車が大きく揺れて離れてくれたので
ホッとしたのもつかの間。今度は大きく揺れ戻して、その時、
女の人が背伸びするような恰好になったので、スカートの裾
が鞄の上になって、僕の組んだ手はそれに隠されたような状
態になったまま、甲がしっかり股間にあたり押し付けられて
いる感じになってしまったのでした。僕はひたすら寝たふり
を決め込み、揺れ戻しで離れてほしいような、このまま触れ
たままでいてほしいような不思議な気持ちになると、自分の
股間が大変なことになっていくのを感じました。手の甲にあ
たる女性の股間は一向に離れず、揺れとはちょっと違うリズ
ムで押し付けられてる感じがしました。僕はゆっくり頭を起
こして後頭部を窓に当てて支えるようにして薄目を開けて女
性の様を子伺いました。吊革に両手でぶら下がるような感じ
でうつむき加減で目をつぶっていて必死に何かに耐えている
感じでした。あそこを僕の手の甲に強く押し付けるたびに口
を半開きにして肩を上げ下げしたり首を傾げたりしたのでこ
の人わざと離れないんだと確信しました。それで僕も頭に血
が昇り組んでいた手をほどいて女性の股間を触るように手の
ひらを当てて指で溝をなでたり、クリトリスのあたりをタッ
プして反応を見続けました。これじゃあ痴漢じゃないかと思
いながらもやめられませんでした。夏近いころだったことも
あってパンティー一枚だったことで女性が濡れてきたのはす
ぐにわかりました。パンティーの脇から指を侵入させるとも
う小陰唇がせり出しプリプリした感じになっているのが分か
り、僕も気が遠くなりそうなくらい興奮していました。終点
近くになっていたアナウンスも耳に入っていませんでした。
指を少し中に入れて親指で優しく硬くなった豆粒をなでるよ
うにしたとき女の人は突如両足をガタガタと小刻みふるわせ
て体も少しピクンピクンとなって僕の方に倒れて来そうにな
りました。そこで、電車がガックンと止まってドアが開きホ
ームに人が降り始めました。女性もなんかふらついた感じで
流れに乗って離れていきました。僕も後を追うように立とう
としたのですが、ペニスが最大規模に勃起してしまっていて
立てず人ごみの中にその女性を見失ってしまいました。僕は
ペニスの位置を調整して歩けるようにしてトイレに駆け込み
まだ女性の出した湿り気の残る右手で思いっきりシコシコし
て射精して興奮をなんとか治めました。あのあと、しばらく
してコロナ騒ぎに突入してしまい、それ以来満員ラッシュ電
車に乗ることもなくなってしまいました。痴漢なんて馬鹿が
することだと思ってましたが、なんとなく痴漢する人の気持
ちがわかるようになってしまった僕でした。