昔体験した嘘みたいな本当の話です。
当時僕はまだ大学生でした。
ある日ひどく酔っ払いながら深夜に帰り道を歩いてたら寒い日だったせいもあり猛烈に小便がしたくなってしまい、我慢できなくなりつい歩道から一つ奥に入ったとこにある暗がりの小道の電柱のとこで用を足してしまいました。
すごく酔っていてフラフラでちゃんと立つことが出来なかった僕は電柱に片手をついてもたれかかりながらもう一方の手でどうにかチャックから大事なとこを引っ張り出してオシッコして、なんとか漏らさずに済んだのですがその後、事件は起こりました。
なんとなく人の気配がして振り返ったらなんと女性がこっちに向かって歩いてきていました。
ヤバいとは思いましたがフラフラで思うように動けませんでしたし、何よりまだまだオシッコが終わらない状態だったので無視して通り過ぎてくれることを願いながら用を足してたら、その女性、なんと通り過ぎる時に
「あの、大丈夫ですか?」
って声をかけてきました。
女性は30代前半くらいの見た目で、どこにでもいるような普通の感じの女性でした。
僕はまさかの事態にビックリして挙動不審になってたら、
「なんかすごいフラフラしてるの見えたんで大丈夫かな?って思って」
みたいなこと言って続けて話かけてきました。
大事なとこ出して用を足してる僕に横から見知らぬ女性が話しかけてきているシチュエーション。そんなこと無いとは思いつつ、もしや暗いから僕が小便してる最中だってことに女性は気付いてないんじゃないか?って思った僕は恐る恐る
「小便してるんですけど、、、」
って言ったら、女性は
「あ、そうですよね、ごめんなさいね。」
って言ってそのまま歩いて去って行きました。
本当に僕のことを心配して声をかけてくれた優しい女性だったのか、それとも心配する振りして覗きをしようとした痴女だったのか、真相は不明ですが、なんとも不思議な出来事でした。
もし痴女だったとしたら、エロいお誘いしてたら誘いにのってくれてたかもとか妄想するとめちゃ興奮します。