私は大学3年の頃、興味本位でAVモデルの会社に所属させてもらった事があります。
私には自分の裸体が他人に見られるかもとドキドキする事は好きなのですが、実際に見られる事にはいささか抵抗があるという、ある意味わがままな露酒癖のある女なんです。
そんな私の性癖のせいか、モデルに登録したものの実際に作品に出たのは1本だけでした。
たった一本だけ私が出演させて頂いたのは、ネットでのダウンロードでしか視られない脱衣所盗撮というジャンルの「さくら」的役割でした。
しかもその作品は無修正で、顔はもちろん局部に至るすべてモザイク無しというものだったのです。
何度かいろんな作品のオファーがあったりしたものの、なかなか私が求めている作品ではありませんでしたし、カラミはNGとさせて貰っていたのでなかなか需要が無いのも仕方ないかと思っていました。
モデル登録して半年近く経った頃でした、そんな盗撮物のオファーがあったのは。
盗撮はいろいろとリスクを背負うらしく、いわゆるガチンコではいいアングルではなかなか撮れないらしく、作品の目玉的要素としてさくらを雇うらしいのです。
私がこのオファーを受けたのは、事故的に自分の裸体を晒す事ができると思ったからです。これなら、自分の意に反して盗撮されてしまった可哀そうな女を演じる事ができます。
綿密な打ち合わせとリハーサルを経て撮影は行われました。
場所は都内近郊にあるスーパー銭湯でした。
打ち合わせどおりに撮影担当の女性とアイコンタクトや簡単なサインによる指示のまま私は一枚一枚衣服を脱いでいき、最後は全裸の姿で髪を束ねるのですが、髪が短いあまり上手く束ねられなくて手間取り、約40秒近く私の秘部まで露わにしたのは私のアドリブです。
当然ですが一般客もいる公衆の場なのでいろんな緊張感が入り混じった撮影でした。
出来上がった映像を特別にDVDに焼いて頂いたのですが、ここまで鮮明に自分の裸体を第三者的に見たのは初めてでしたし、こんな私の姿を不特定多数の男性諸氏に見られるのかと思うと、見終わった後も興奮が止まりせんでした。
ご購入して頂いた方のレビューの中に気になったのがあって、
<近所のコンビニのバイトちゃんに激似なんだけど。>
そのレビューの前後から察すると十中八九私の事を指して言ってるらしくドギマギしました。
だって私、実際にコンビニでバイトしていましたから。
まぁたまたま私に似ている人が近所のコンビニにいてもおかしくないですが、もしも隕石の確率でレビューくれた方が私のコンビニのお客さんだったらと考えてしまい、バイトへ行くのがある意味楽しみになってしまい、週4だったバイトを週5にしてしまった記憶が蘇りました。