高一の時、学校帰りに、見晴らしのいい交差点で乗ってた自転車の後輪部を
軽自動車に当てられて、その弾みで小川に転落してしまった。
事故ってほどでもなかったけど少しカスってバランスを崩し落ちてずぶ濡れに、
どんくさい有様に我ながら情けなくて怒りよりも笑ってしまった。
すぐに運転者の人が出てきて、
「ごめんなさい、大丈夫ですか・」
二十歳程の女の人で、川から上がって来た僕に声を掛けて来て、
「大丈夫です。ちょっとスレてバランス崩しただけなんで!」
「ホントですか、後から何かあったら大変なんで救急車よびましょうか?」
「本当に大丈夫、自転車も無傷なんで、」
「でも医者まで送りましょうか、」
「ホントバランス崩して川に落ちただけなんで、」
それでせめて濡れた服を乾かせて下さい。と言われて、
自転車を、近くに置いて車に載せられて女の人の家に連れていかれました。
お風呂に湯を入れながらシャワーを使うよう言われ浴室に入れてくれました。
その間に服を乾かすと言ってくれました。
その家は、新しく新婚の新居のようでした。
季節は、晩秋で寒いくらいの時期でずぶ濡れ状態では、ありがたい状況でした。
シャワーを浴びて浴槽に湯も溜まり入っていると、「どう、大丈夫?
怪我とか、身体に痛みとか無い?」
「大丈夫です。」
「ごめんなさい、ブレザー乾くのに二時間近くかかれそうだからゆっくり入ってて、
主人も主張中でいないから。」
しばらくすると「素直くんだっけ、身体温まると痛みとか出てこない、」
「はい」
すりガラス越しに新妻さんが僕に話しかけながら服を脱ぐ姿が見えて、
浴室に入って来ました。
「身体に異常が無いか見てあげる」
と言って私の身体を隅々までチェックされ、僕も新妻の身体を
チェックさせられ童貞を奪われました。