主人の知り合いの男の人に、全裸を至近距離でジッと見られてしまいました。
今年のお正月休みの出来事です。
私たち夫婦は互いに再婚で、主人は63歳、私は48歳と15歳の年齢差があります。
趣味の車を通じて知り合った人が経営する県外の銭湯に行ってみようというものですから、ドライブを兼ねて主人の運転するスポーツカーで出かけました。
2時間ほど走って到着したのはビルの一階にある銭湯。
入り口が男女で別の造りからも番台式のようです。
一瞬、心をよぎった不安は不幸にも的中しました。
番台には主人と同年代くらいの男の人が座っていて、「おめでとうございます」と挨拶する主人に「おめでとうございます。よく来てくれたね!」と返すと、女湯の方に顔を向けて私に「いらっしゃい」と声をかけてきたのです。
そして、再び男湯の主人に向かって「若くてキレイな奥さんだね、〇〇さんは幸せ者だ!」と軽口を叩いています。
実は私も主人も昔ながらの銭湯が好きで、市内や隣町の銭湯をよく利用します。
行きつけの店以外に2軒の店でも番台の男の人を経験していますが、主人の知り合いの目に裸を晒すことにはさすがに強い抵抗を覚えました。
知り合いの男の人に自分の妻の裸を見られてしまうことに、主人はどんな気持ちなのでしょうか?
でも店に入った以上、主人の顔もあるので今さら引き返すことはできません。
覚悟を決めて、なるべく番台から離れたロッカーを選びました。
(続く)