小学生の頃は、鉄棒で遊ぶのが好きでした。
いろんなワザがあったけど、一番やったのは「こうもり」です。これは、膝を曲げて鉄棒に引っ掛け、逆さまにぶら下がるワザです。
当然、スカートはめくれてパンツが丸見えになります。だから、低学年の頃はみんなやっていましたが、高学年になるとやらなくなるか、ズボンの時しかやらない子が大部分でした。6年生になってもやっていたのは、私ともう一人、Aちゃんという仲の良かった友達だけで、学校でも公園でもしょっちゅうやりました。
Aちゃんは運動神経抜群でした。私も結構負けず嫌いだったので張り合ってやってましたが、どっちが長くやれるか勝負して、30分くらいはへっちゃらで続けるのでした。
それにしてもこのワザ、ワンピースを着てやると、首のところまでずり下がってしまい、とてもエッチなんです。私もAちゃんも、まだブラをしてないで、ワンピの下はパンツだけだったので、パンツどころかおヘソから胸まで丸出しです。ほとんどパンツだけしか着けていない、すんごい格好です。私もAちゃんもそんなことはお構いなしでやってました。と言うより、高学年の女の子がそんなことをやっていると、男子の注目を集めるのが嬉しくてやっているというのが本当のところだったでしょうね!
Aちゃんには言わなかったけど、私はこの遊びで何だかちょっと異常な快感を味わっていました。パンツ一枚の姿を見られるというだけでなく、めくれたワンピは裏返しになって顔に被ってしまい、近くに人が来ても気付かないのです。公園でやっていた時、すぐ近くで「おおぅ!いい眺めだなぁ!」っていう男の人の声が聞こえた時は、胸がすごいドキドキしました。
しかもずっと逆さまになったままなので、頭がぼうっとしてきて、少し気が遠くなったりします。それがとても気持ち良いのです。
落ちて頭を打つ恐れがあるというスリルにもゾクゾクしました。足がだんだん疲れてきて、膝が伸びてくると、ああっ、いよいよ落ちる!っていう感じがいいんです。
パンツだけの姿を見られる、しかもそれを気付くことができない恥ずかしさ、意識が遠くなるあの感じ、落ちて頭を打つかも知れないという怖さ、そんな「三重苦」がもうたまらないという気分でした。あの頃からやっぱり変態だったのですね!