大学時代のある夜のこと。
友達(男)の家で昼間から宅飲み。
友達(女)と僕とで3人。
夕方には友達(男)は酔いつぶれて寝始める。
僕と友達(女)とでテレビ見ながらだべだべしてた。
何かの拍子に、友達(女)が僕をくすぐってきた。
友達(女)とは、よく、くすぐったりくすぐり返したりして遊ぶことがある。
妹とふざけ合うような感覚でやってるので、エロい下心はないから、日中でも部室でも、たまにやってた。それと同じ感覚。
酔いもあってか、狙いがズレて、友達(女)の胸に触ってしまった。あくまでも事故だったが、その柔らかさに、急に「女」を意識してしまい、興奮。少し勃起した。
くすぐり合いは、続く。
事故を再発しないように細心の注意を払いつつ、(ふざけあってる、この空気感を壊したくない)、脇腹とか背中とかをくすぐっていると
「おれ、女子のカラダをめっちゃ触ってるやん」という意識からか、さらに興奮し、股間はフル勃起。
僕がくすぐられるターンすら「女子に触られてる」という状況に気づいたためか、ひと撫でひと撫でが気持ち良い。
じゃれあい(?)ながら友達(女)が身をよじった瞬間、彼女の尻肉が僕のフル勃起股間に密着した。
それが2回位続いた。
友達(女)が、「あれ?」と言いながら悪戯っぽく僕を見上げてきた。
「もしかして、エッチなこと考えちゃった?」
もちろん否定したが、彼女は認めない。
「だって、さっき、ここ固かった気がするよ~?」
と、ベッドに腰かけている僕の太股にどしんと座ってきた。
勃起ちん子のテントに、彼女の尻ががっつり密着。
気持ちいい。
気持ち良さのためか、振り払うことを忘れた僕。
「ほら~やっぱり、固いじゃん」
「い、いや、違うし」
「たしかめちゃうよ~?」
と、尻をグリグリと動かす友達(女)。
気持ちいい。
「やっぱり、何か当たってるし~(笑)」
気持ちいいけど、我慢。
我慢したはずが・・
尻を左右に揺する動きの刺激が、童貞大学生の自分には効き過ぎた。
気づくと、ジーパンの下に射精してしまっていた。
しかも「あっ、うぅぅっ」
とか、声も漏れてしまった。
「あっ。。。。」
僕の太股から降りた彼女、気まづそうに
「もしかして、出ちゃった・・?」
「・・・・」
「・・・なんか、ごめん・・・調子乗りすぎた・・・」
同じく気まづく立ち上りトイレで後始末をした時の情けなさったら無い。
トイレから出ると彼女は、何事もなかったかのようにテレビ観て笑ってた。
「もう一本空けちゃう~?」と缶ビールを差し出してきて。
そのまま飲みを再開した。
僕ら二人の間だけで確実にあった「何事か」は、こうして本当に「何事もなかった」ことになった。