地方都市の郊外にある安いアパートで一人暮らしをしている
40代フリーターのオレは最近気付いた。
となりに住む30代前半のお姉さんがライブチャットで
エロ配信をしていることに。いや、動画の撮影かもしれない。
隣人とはたまにすれ違った時にあいさつをする程度だ。
帰宅時に見た感じだと、たぶんどこかの会社の事務員みたいだ。
少しふっくらしているがデブではない。
グラマーというには語弊があるかもしれないが、巨乳ではある。
推定E~Fくらいはありそうだ。
一人暮らしのはずなのに、夜遅くまで声が聞こえることが最近増えたが、
電話かオンラインゲームだろうと、気にしていなかった。
がしかし、夏の暑いある夜、開けてた窓から聞こえた声はアレだった。
いつものように話し声や笑い声が聞こえていたが、少し間があって、
漏れるような甘い吐息の喘ぎ声が。
「んん、ハア、入るかなあ」
ん?しばらくご無沙汰のおっさんは敏感だ。
聞き耳をたて、じっくりと聞く。
「んうふう、き、きもちいいよ」
はっきり聞こえる声からオナニーをしているのは間違いない。
いや、普通はsexをまず考えるだろうが、隣人以外の声が聞こえなかったので
真っ先にオナニーを想像した。
独り言か?
「ああん、入ってる、おっきいディルド、見える?」
この時点でライブチャットを確信した。
まあ、この手の動画は腐るほどあり、オレもだいぶお世話になっている。
あああ、見たい!あの地味で普通な隣人がディルドでオナ?
しばらく続く喘ぎ声に、悶々としながら、隣人が全裸でディルドを挿入する姿を
想像しながら自分でするしかないのだ。
壁に穴開けるか?カメラ仕込むか?ベランダに忍び込む?
犯罪臭のする妄想だけがふくらむ。が、どれも実現不可能なことだ。
何度となくそんな日が過ぎ、そしてある日曜日にチャンスが訪れた。
朝の7時くらいだった。オレは開店からパチンコに行く準備で起きていた。
隣人がベランダでゴソゴソする音がしていた。
洗濯でもしているのだろうと気にしていなかった。
いや、気にはなっていた。洗濯にしては違和感がある。
レジャーシートだろうか?なんか敷く音、なんか物を置く音、
隣人が中に入った瞬間にオレは網戸をそっと開け、隣りとの仕切りの下から覗いた。
よく見えない。なんかシートが敷かれ小さな椅子みたいな台がある。
レジャーシートの上に白い紙おむつ?ペットシート?みたいなものも見えた。
まさか、ベランダで放尿するつもりか?妄想が膨らむ。
隣人が出てきたみたいだ。小声だが誰かと話しているみたいだ。電話?
「・・たぶん、大丈夫。朝早いし。寝てるでしょ?」
「・・見えてる?逆光?こう?」
ボソボソと話す声も、部屋の中に居たら聞き取れないだろうが、
頭だけ外にだして全力で集中しているので丸聞こえだ。
上手く撮れるかわからないがスマホを用意している。
「・・タオル?取るの?恥ずかしい」
「・・ああ、ヤバイ、明るいよね?見えてる?」
「・・こう?広げるの?」
「・・うん、恥ずかしいよお。うん、濡れてる、わかる?」
録画モードにしたスマホを仕切りの下から隣家の声がする方に向けている。
まったくのカンで人の気配のする方に向けているだけなので、撮れているのか?
「・・うん、いいよ、早くしないと」
「・・うん、出る。いい?見て?見える?ああ、出てる」
微かに放尿しているような音がしている気がするがよく聞こえない。
「・・ヤダ、止まんない。恥ずかしい」
「・・えっ?ウ〇コ?ここで?出るかなあ?」
おい、やめろ!さすがにウ〇コは近所迷惑だろ!
思わず声が出そうになったが、ウ〇コは出ないみたいだ。
「・・中に入るね。えっ?バレるって!ムリ!」
中に戻ったみたいで戸が閉まる音がした。オレも壁に耳を当て集中する。
ローター?バイブ?電マ?ブーンという振動音と喘ぎ声が聞こえる。
「んんん、いい、いつもより感じる」
「ああすごい、すぐ逝っちゃいそう!」
「いい?逝っても、いい?」
「あああ、逝く!」
これは集中してなくても聞こえるだろ!っていうくらいの声で逝った。
ああヤベ、オレも逝きそう(笑)
「・・うん、気持ちよかった。コレ?オッパイにはさむの?こう?」
ナニをその巨乳に挟んでいるんだ?
そして、まだ続くんかい!
うおおお、気になる。でも、そろそろパチンコに行かねば。
ちなみに、撮影した動画に映っていたものは、
手ブレと逆光にピントも合ってない物体と、微かに見えた隣人の裸体と
放尿している下半身くらい。
まあ、素人のスマホ撮影では動画サイトのようなものは撮れないか。
それにしても、どうにかしてこの隣人と仲良くなりたいのだが。