ある国際組織の病院で看護師をしています。私は恥ずかしながら、父親ゆずりの切れ痔という持病があります。肛門が小さくて、切れると椅子に座れません。
診察の合間に先生に相談をすると、「じゃあ 見せてみる?」と少し冗談っぽく言われました。私は痛みに耐えられなかったので「はい」と答えました。全ての診察が終わったあと、診察ベッドのカーテンを閉めて先生に見せました。
体をくの字にして横になると「それじゃあ 見えないよ」と苦笑いされました。やはりダメかと思いながら 四つん這いになりました。先生が「切れてるね 薬塗る?」と聞かれたので「自分で塗ります」と答えました。内緒で塗り薬を貰い、1週間後にまた診てもらうことになりました。
前回のように全ての診察が終わったあと、カーテンを閉めてベッドで診てもらいました。先生が肛門の周辺を少し広げるのですが、両手の親指が下の方に当たっていて、さりげなくアソコも広げている気がしました。でも偶然と言い聞かせて 忘れることにしました。
その翌週に見てもらった時も 先生の親指が当たっていました。前よりも強く これは確信的でした。
私が何も言わないせいか 指に力が入ってきました。ポッカリ穴があいているのがわかりました。
そんなのが6週 続きましたが、肛門の痛みは治りました。それ以上のことは無く、触られたわけでもないけど、誰も居ない診察室で 誰にも知られずにあった出来事です。
私はそんなに可愛くないから 軽く見られたのかも知れません。
今でもその先生とは顔を合わせますが、普通に挨拶をしています。