杉並区の銭湯で入浴中の女性客を盗撮していた経営者の男(57)が、都の迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
男は9カ月間にわたって、自分が経営する杉並区内の銭湯「××湯」で入浴中の女性客をおよそ50回、スマホで盗撮した疑いがもたれています。
洗い場の外から開いていた窓越しに盗撮していたということで、警察の調べに対し「盗撮したことに間違いない」「裸に興味があり、性欲を満たすためだった」と容疑を認めているとのことです。
銭湯経営者が自分の店で建物の外から入浴中の女性客を盗撮するなんて、思春期の男の子でもあるまいし、何でまたリスキーな真似をやらかしたのでしょうか?
番台に座っていれば、女性客の裸なんて見放題のはずなのにね?
番台から裸を見ているうちに、お宝として残したくなったのかしら?
それでも女湯に防犯カメラを設置して後でじっくり映像を楽しむとか、掃除やお湯の温度調節の際に脱衣場や洗い場でターゲットを間近に見るとか、経営者ならではの特権を活かした方法で「性欲を満たして」いれば恥をさらさないで済んだのに…
でも、ここ何年かの経験から言わせて貰うと、経営者個人の職業倫理と良心に全てが委ねられた銭湯という閉ざされた施設で、こうした事件がいつ起きても不思議ではなく、今回の事件は氷山の一角という気もしないではありません。
今回の事件では、あからさまな職業倫理違反と余りにも稚拙なやり口が世間を唖然とさせましたが、「スケベは死ぬまで(死んでも)直らない」という男の人の悲しき性が歯止めを失い、醜悪かつ滑稽な形で露呈してしまったのではないでしょうか。
実際、銭湯の脱衣場では番台に座っている男の人とモロに目が合って、裸をジロッと見られることが少なくありません。
今どき銭湯を利用するにしては若い女が、前を隠そうともしないからでしょうか?
私としては、相手を意識しているように思われるのがイヤなので、たとえ番台から丸見えでもいいんです!
まあ、私なりの意地であり、痩せ我慢なんですが…
定期的に利用していたお店なんか80歳過ぎのお爺さんが番台に座っているのですが、浴槽の温度調節で洗い場に入って来る度に、私を近くからジッと見るんですよ!
毎日のように女の生の裸を見ているせいか、顔色なんかツヤツヤしています。
まさに職権濫用ですが、「お爺さんだから、見られたって別にいいよ」とあまり気にも留めていませんでしたが、他のお客さんからクレームがあったらしく、そのうち入って来なくなりました。