女性の完全な裸体を見たのは、大学生の時だ。
ある夜、サークルの後輩の弥生(仮名)がひまつぶしの電話をかけてきて、つい盛り上がった。
ならば、いっそのこと部屋で話したいということになり、
すぐ部屋に行き、続きを話しているうちに、あやしい雰囲気になってきた。
自然に弥生の髪を触ると、思い切ったように彼女の方からキスしてきた。
大胆に舌を侵入させてくる弥生は、正直、いやらしかった。
それでも、抱き寄せて、後ろ向きに僕の上に座らせ、手を前に回して乳房を触った。
弥生の手が僕の手に重なる。もっと密着したいということか。
裸にしよう。
服の上からブラの留め金を外した。もう後戻りはできない。
一気に上半身を露出させて、振り向かせ、キス。やはり舌は入ってくる。
乳房を責め、乳首を噛む。
ここまでは高校の時の元カノと何回もしているが、下は初めてだった。
部屋着のジーンズに手をかけたが、弥生は抵抗しない。
ついに、白いショーツだけの姿にされて、横たわる弥生。
実は、こんなに大胆なことができた自分に、自分が驚いていた。
それでも、なんとか愛撫しようとしたが、
「恥ずかしい……最後まで……」
と彼女が言う。
そうなのか。
ショーツに手をかける。
弥生がお尻を上げる。
最後の一枚が取り去られ、完全な裸体にされた弥生は、ホッとした表情を見せた。
僕は何も脱いでいない。
なのに、弥生だけ全裸にしてしまった。
弥生は美しかった。初めて見た女性の裸が弥生でよかった。
彼女が処女でなくなったのは、ほんの3か月前で、全裸の羞恥と激痛に耐えた初体験だったという。
裸に慣れた頃、別れてしまったと言う弥生。
期待して、僕を部屋に招いたのだった。
ほんとに裸に慣れたの? と、彼女の体を屈曲して、性器を丸見えにする。
大丈夫、と弥生は笑っているので、僕の要求もエスカレートする。
まだ経験がないというバックスタイルをとらせた。
さすがにこれは恥ずかしがった。
僕も裸だったら、展開も違っていただろうが、その日はそこまでとした。
弥生が下着をつけ、服を着ていく。
ミニスカートを穿くとき、可愛くパンチラした。