最後のデートは弥生の部屋。
ある初夏の土曜日の午後3時頃だった。
彼女ができたと打ち明けられた弥生は、
これが最後ねと、自分で服を脱いでいく。
あっという間に、純白のショーツ一枚の、すらりとしたヌードになった。
悔しいけど、本命の彼女よりも美しい。
どんなポーズもとるという弥生を、さまざまに屈曲した。
気づいた時にはショーツをなしの全裸で、僕の指責めにあえいでいた。
これでも挿入を許さない弥生だったが、最後は、最後にふさわしいことをしてもらう。
さりげなさを装って、弥生をうつぶせにした。
無防備な背中とお尻を見ながら、僕は下半身を脱いだ。
「あ、だめ……」
うつぶせでは抵抗できないとばかり、弥生がお尻をあげる。逃げようとする。
そこをとらえる。
僕の手はしっかりと彼女のウエストをつかみ、四つんばいに固定。
間、髪を容れず、僕のものを弥生の後ろの穴に突き立てた。
弥生は、ひきつったような声をあげる。
そこは未経験なのに違いない。
「入るよ」
「やめて! そこは…ああー!」
もはや悲鳴だった。
抵抗がきつい。半分しか入ってないのに。
苦しむ弥生。可哀想だが、僕の思い出のために耐えてもらうしかない。
第二の処女喪失だった。