最低な体験というか愚痴を。
夫と喧嘩して、気分転換に夜の街に飛び出した日。
弱いながらもハシゴして、ほろ酔い気分で入ったいつものハプバー。
結婚したのとオーナーが変わってから遠のいていたのですが、何となーくあの空気感を味わいたくて、年に一度の頻度で訪れている場所。
その日は単独男性がわらわらいて、カップルさんは少なく、ただの飲み屋状態。
するつもりも乱入するつもりもなく、少しお話がしたくて行ったのに、それをオーナーに伝えたのに、
「花を添えてあげて?」
と、とりあえず単独男性の群れへ。
私一人が入ったところで、男性達の目は私に向けられることも無く。
ちょっと惨めな気持ちになってきて帰ろうと思っていたら、タイミング悪くオーナーが気を利かせて私に意識を向けるように言ってきた。
帰ろうと思っていたから必要ないと伝えるも、男性のひとりがせっかくだからと引き止めてきて、とりあえずもう少し居ることに。
帰ればよかったんだけど、Mっ気あるクセに少し気の強い私が面白くなかったのか、数人に囲まれ、抵抗してもかなわず、あっという間に麻縄で縛られてしまいました。
バーには『女性の肌に痕をつけない為に』と紐ロープがあるにもかかわらず、彼らは持参した麻縄で。
転がされショーツをずらされ足を開かされ、何本もの指が出入りして。
「ちゃんと下の毛の処理もしろよ!だらしねぇな!」
とか言われて。
少しお話したら帰るつもりだったし、そもそもあんたの為になんか綺麗にしないし、勝手に広げといてその言い草はないんじゃないかと。
貶されて悦ぶMもいるだろうけど、私はそっちのMじゃない。
ろくにコミュニケーションも取らなかったクセに、何偉そうなことを、と思ったら腸が煮えくり返りまして。
電マ当てられても気持ちが盛り上がってないから噴きモイきもせず、最後まで可愛くない女でいたら周りの男性達は空気を読んで離れていきました。
隙を見てひとりが縄を解いてくれて、当の縛って罵声を浴びせてきた野郎は最後まで『俺様一番』で。
悔しかったのでそいつのちんこを玉ごと慈しむふりをしてギリギリと握り扱いて別れました。
オーナーには謝られたけど、それ以来行っていません。
嫌な気分で出掛けても、嫌なことしか起こらない。
いい勉強になったと思って、また自分の中でほとぼりが冷めたら遊びに行こうかなと思ってはいます。
男性を蔑む内容でごめんなさい。
もちろん、あの時まではオーナーの采配も利いていたし、してもしなくても誰もが楽しめる空間でした。
私の判断不足もあったからもちろん私も悪い。
どこでも誰とでも、相手が「やめて」と訴えているのなら、やめてあげてください。
もちろんベッドの中なのでそうじゃない「やめて」もあります。
そこは慣れ親しんだパートナーであれば見極められますが、ハプバーなど特殊な場所で抱き合う相手は初対面が多いと思います。
本能のままでいたら見極めは難しいと思いますが、話を聞くことは出来ると思います。
1回じゃ聞きたくなくても、何回も訴えているのであれば言う通りにしてあげてください。
それが、ハプバーを、変態を嗜む紳士淑女の姿ではないかな、と。