観覧ありがとうございます。
長文なのでお時間のある方お付き合いください。
全ての始まりは私が19歳の頃好きになってしまった馬鹿野郎(N)
私の中で一番消したい記憶です
Nとは長い付き合いで3年ほどつるんでいました。
普通の友達として、男友達で一番理解のある人で恋愛としての好きではなく
本当に友達として大好きでした。
私が20になる年にいきなりNから電話が入りました
「ヤナ...俺どうしよう...」
その日は雨で公衆電話から掛けてきていました
Nは父子家庭で父は暴君を絵に描いた様な人で
Nもまた私が止めるまでは警察のご厄介になってた馬鹿でした
施設にも入らずほかの男友達と同居していたのは知っていて
私から離れてしまっていてしばらく音信不通で
突然の電話に驚き、理由を聞くと
男友達が仕事でヘマをしたらしく
Nが道路工事のバイトをしてる最中に蒸発してしまったと
Nの父のことも知っていたので
私は帰れとも言えず
今どこにいるのか聞き
私は終電を逃すと分かっていても
Nの住む某県まで行きました
駅につくとベンチで呆然と座っていたNを見たらいてもたってもいられず
駆け寄って何故か抱きしめていました
「馬鹿野郎...お前手持ちはどうしたんだよ」
私が言うと
「悪い...俺あいつに渡してて無くなっちまった」
声は震えていました
こいつは手放すと何するか分からないと思った私は
実家近くのアパートに住まわせようとしましたが
私は当時19歳。稼ぎはそこそこありましたが
保証人になれず
Nを父親の元に返すしかなかったのです
Nは笑っていましたが震えていました
父親が迎えに来る前日にNが一緒にいて欲しいと言ったので
快く一緒にビジネスホテルで夜を共にしました
特にセックスする訳でもなく
ただ震えるNを抱き締めながらねむらせていました
翌日の夕方
Nは父親の元に帰りました
Nの話は1度ここで区切ります。
話は続きます