去年の初夏に片思いした男性、千秋様との3度目の待ち合わせ。
2人で会ってくれるって言ったのに、またしてもホテルに他の男性2人が合流しました。
私、本当に片思いなんだなぁ。
2人で会いたかったのに。
「泣いてるの?」って千秋様に抱きしめてもらって、気持ちいいと思ったとたんに、涙が勝手にあふれてしまって。自分でも意味がわからないことに止まらなくて。
「せっかく来たのに泣かないでよ」
って、引かれてしまって。
わざわざ遠くの県から来てくれた他の男性(私が呼んだわけじゃないけど)にも失礼なので、これはマズイと思ったのでした。
もう来ちゃったのはしょうがないし、千秋様に嫌われたくないし、わざと甘えてるだけだったことにしようと思って。
「じゃあ、フェラされてる時の顔を動画に撮らせてくれたら、泣き止んであげる!」
と、無理と思いつつ期待を込めてのおねだりをしてみたのだけど。
完全に拒否られまして。
「お願い!そしたらもう泣かない!」
と食らいついたら
「そんなこと言うなら着信拒否してもう会わない」
と、冷たい顔で言われてしまいました。
それがきっかけになり、涙だけが勝手に出てきて止められなくて。
みんな困ってるし、場の空気も悪くなるからなんとかしなきゃと思うのに止まらない。
「ごめんなさい!ごめんなさい!なんか止まらなくなっちゃった。誰か止めてください」
「とりあえずエッチしましょうか!気持ちよくなったら涙止まる気がします!」
私が一番オロオロしてました。
会長さんに「とりあえず2人でお風呂に入って、千秋さんに甘えて来なさい」と言われたのだけど。
私を送り出して、千秋様は部屋に戻ってしまいました。
1人になったとたん「勝手に涙が出る」ではなく「泣いてしまう」になったので、落ち着くまでゆっくりして、涙を止めてから部屋に戻りました。
のだけど。
千秋様さんの隣に座って、甘えたりエッチなことしてもらってたら、また勝手に目から水が出てきて。
千秋様のおちんちん全然硬くならなくて。
気がついたら千秋様どっかに行ってしまいました。うぅ。
会長さんと、Eさんと、エッチなことをしなくてはと思って頑張ってみたんだけど。
いつもみたいに「体だけの私になる」スイッチが入らなくて、そしたらもう好きでも何でもない2人の男に対して全然エロくなれなくて。
というか触らないで欲しいレベルなんだけど、失礼だし悪いと思うのでエロくなったフリしてたらまた涙が出て。
会長さんが全部お見通しな感じで、大人の対応をしてくれました。
そういうSM的なプレイなんだってことにしてくれて、だから泣いてもいいんだよって雰囲気にもってってくれて。優しく虐めて気持ちよくしてくれたんです。
優しくされるとまた勝手に目から水が出るのだけど、会長さんが可愛いと言って犯してくれました。やらしくもギラギラしてもない、とても優しく目だったので、私のために抱いてくれてるのがわかりきってて。
だから、私の涙は「悲しい泣き」から「甘え泣き」になってきて、だんだんそれが心地よくなってきて。
会長さんが縛ってくれたら、その圧迫感みたいなものが、とても気持ちよくて安心しました。
身動き取れない体でホロホロと涙を垂れ流しながら、しばらくフェラしてました。
そんな私に2人が勃起してくれてたので、申し訳ないと思わないですんでありがたかったです。
「千秋くんが戻ってきたら、いなくなった埋め合わせにいっぱい逝かせてもらいなさい」と言って、会長さんが抱いてくれて。
千秋様はなかなか戻って来てくれなくて、悲しくて。私は2人の優しさに甘えさせてもらう感じで、泣きながらのまま3Pしました。
1時間くらいして、千秋様が戻ってきて。
「泣いてるの?痛いの?大丈夫?」って心配してくれて。泣いてたらまた避けられると思ったので「泣きながらエッチするのが気持ちよくなっちゃったの」って言ったら。
「なんだよそれ」みたいなリアクションされたので、思わず「悲しくて寂しいよ。抱いてよ」って口にしちゃった。
そしたらまたグワーッと勝手に涙腺崩壊しちゃって。
あー!だめだ!と思った時にはすでに遅し。
いつの間にか千秋様、またいなくて。
これはもう、プレイとして泣いてるフリをしないと、千秋様に放置されっぱなしになってしまうと悟りました。
千秋様はそれからも、ちょいちょい戻ってくるものの、全然目を合わせてくれなくて、気がついたらまた部屋にいない感じで。
しょっちゅう電話が鳴って、仕事が忙しいみたいで。
4時間中の3時間は部屋にいませんでした。
そして私は、ほとんど4時間ずっと目から水を出してました。
涙でウォータープルーフのマスカラもツケマもアイライナーも消え去って、ほとんどスッピンになったんだけど、Eさんは美人だと言って可愛がってくれました。
会長さんは色っぽいと言って、涙をこぼしながらも感じてる私の写真を、たくさん撮ってました。
目の周りも鼻の頭も赤くなっちゃってブサイクなのに。スイッチが入らないから淫乱サービスもできないのに。
2人が勃起してくれて可愛がってくれるので、心地よくもありました。
それから。
やっと戻ってくれた千秋様の隣に座って。
涙が止まらないまま、しがみついて、抱きついて。
私を見る千秋様の目が、なんだかとても感情的な色をしてたので。寂しいとか悲しいとかではなく、好きなのって気持ちを込めて目を見つめながらホロホロと涙を流してました。
そしたら、一瞬だけどキスをしてくれて。
私からもキスをしました。
千秋様が「逝かせてあげる」と言って。
指で何度も逝かせてくれました。
この日はとても気持ちがこもっていて、丁寧で、激しくて。
他の男性に見せつけるためとか、逝かせてあげなきゃとかじゃなく、気持ちよくしたいって思って集中してくれてるのが伝わってくる感じでした。
思い出したら子宮が疼くほど、激しく逝かされました。
千秋様は天才的に上手なので。
頬の産毛が逆立って、太ももに鳥肌が立って、声が枯れるほど叫びました。何度も何度も。
千秋様にしがみついて、泣きながら逝きました。
嬉しくて幸せでした。
それから。
この日はじめて彼のおちんちんを見ました。
やっと舐めさせてもらえました。
いつもすぐにガチガチになるのに、この日は半勃ちのままで。それがまた寂しくて。私が化粧落ちてブスだからなのか、泣いてるからなのか、少し時間がかかりました。
涙を見られたくないから顔を上げないで舐めてました。
だんだん硬くなってきて、気持ちいいって言ってくれて。
嬉しくて。
「このおちんちんが好き」って気持ちを込めて、舌で感触を楽しみながらご奉仕しました。
千秋様が気持ちいいところと、くすぐったいから萎えてしまうところ、ちゃんと覚えてる。
そのうちガチガチで大っきいおちんちんになってくれて嬉しかった。
「挿れる?」と言ってくれたのでソファーに座った千秋様の上に乗り、おちんちんを挿れました。
やっと挿れてもらえて、すごく気持ちよくて、体の内側から溶けてしまいそうでした。
「欲しかった?」
「俺のがいい?」
って、何度も聞かれました。
しがみついて、首すじにかじりついて、頬にキスして、夢中で腰を振りました。
私のどこにこんな体力が残ってたんだろうって不思議に思いながら。
あぁ、なんでこの人と繋がるのはこんなに気持ちいいんだろう。なんでこの人はこんなに強烈に融和してくるんだろう。
挿れてるだけで、なんでこんなに他の人と違うんだろう。好きだからかな。
千秋様に抱き上げられて、ソファーからベッドに運ばれました。
重たいから恥ずかしいって言ったのに。
ベッドに下ろす時の優しさと丁寧さに、力強さを感じてキュンとしました。
正常位でたくさん逝かせてくれました。
本当にきもちよくて。
泣きながら抱かれました。
中に出してもらいました。
感じすぎて、おかしくなりそうでした。
千秋様、いつもより早かった。
「もう出していい?」
私がギブアップする前に、出したいって言われたのは初めてな気がする。
切羽詰まった声に興奮しました。
我慢できなかったからなのか、疲れてたからなのか、気分が乗らなかったからなのか、わからないけど。
そっとおちんちんを抜いて、玉木さんは精液がこぼれないように膣を指で押さえたまま、
「このまましてあげて」
とEさんに言いました。
Eさんがそのまま挿れてくれました。
「彼の精液が入ったまま犯してあげるからね」
さっきEさんに抱かれた時とは違って、今度はちゃんと感じました。淫乱になれました。千秋様の精液で犯されてると思うと、泣きながら感じてしまいました。
会長さんが「すごくいい顔してる。こんな顔ができる女はなかなかいない」と言ってくれました。
千秋様は1人でお風呂に行ってしまって、なかなか戻ってきてくれなくて。
私はまた寂しくなってしまいました。
会長さんはまだ射精してなかったんだけど、気持ちが足りないせいで濡れにくくて膣が痛くなってしまって。
ローションを使ってたけど辛くなったので。
優しい2人が解放してくれました。
私はバスルームの床に正座して、しばらく放心して。静かに泣いて。
部屋に戻りました。
千秋様が電話で「遅れていてすみません、4時間後には行けると思います」と、誰かに謝っているのが聞こえた。
これから高速で、隣の隣の県まで行かなきゃいけないらしい。
この日は仕事が詰まってるのに無理にスケジュールを合わせて、高速飛ばして来てくれて。前日は車内で2時間寝ただけだって。
そして翌々日からまた関東。
忙しいのに無理して会いに来てくれてるの、わかってるのに。
なんで涙が止まらないんだか自分でもわからない。
「泣いててごめんね、ごめんなさい、なんでか止まらなくて」
「嫌いにならないで」
この日、何度も謝った。
なんで好きな男の前だと、こんなにダメな女になってしまうんだろう。
なんで涙を止めれないの?なんでそんなに謝るの?
自分で自分が嫌。
他の2人とエッチしてるとき、泣いてるのを千秋様に見られないように、ずっと髪で顔を隠してた。
会長さんは、たぶんわかってて。
千秋様に涙が見えないように体で隠してくれたり、千秋様が部屋にいる時だけこっそりテッシュで涙を拭いたりしてくれてた。
優しくされると余計に涙が出た。
解散して自分の車に乗った瞬間、堰を切ったように嗚咽が止まらなくなって、声を出して泣きました。
帰り道は、思う存分に大泣きしながら運転しました。