入社して一年も経たないうちに仕事で大失敗して翌春の人事
異動で地方の工場に飛ばされ腐っていた。独身寮があったから
職住には一応困らなかったが、近くに気の利いた店はなく、
衣類は手持ちを着まわすのも面倒となばかりに休日も工場支給
の作業服でうろつくことが多かった。道を挟んだ反対側には女
子寮があって、工場では大先輩の女子も何人かそこに居た。先
輩といっても彼女たちは高卒だったから年齢的にはほとんどオ
レとかわらない、か、上でも2,3年内で、みんなピチピチし
た田舎娘だった。工場の勤務ローテーションの関係で、休日が
一緒になるトミエさんとう女子とはなんか気軽に話せる仲にな
った。トミエさんは隣県の大農家の娘さんでいいなづけもおり、
高校出たらすぐに嫁ぎその農家の嫁となることが決まっていた
そうだ。それが嫌で、25歳までは外で働く!と啖呵を切って家
を出て、この工場で働き相手が業を煮やして別の人と一緒にな
ってくれたらラッキー!と思ったらしい。そんな話をしている
うちにいつの間にか、セックスする仲になってしまっていた。
お互い二十代半ばの性欲盛んな時期でもあり、トミエさんは結
婚するまでと割り切っての関係であったが、そのおかげで、地
方工場にとばされてよかったと思えるようになった。
田舎の道だというのに、寮から歩いて15分もしないところにモ
ーテルが二軒あって、気分で使い分けていた。車で入るところ
だが歩いて行って、たいていオレが部屋を取ってしばらく後か
らトミエが来るという感じで入り、互いの体を貪りあった。
トミエはすでに高校生の時に10歳ほど年上のいいなづけに処女
を奪われたうえ何度か性行為を持っていたといっていたが、オ
レは童貞だった。初めての時、仰向けにねるトミエをまたぎ、
いざ、入れようとしたとき、トミエがペニスをオレの手から取
り上げ自分で握った。てっきり、入り口がどこかわからないで
あろうオレのペニスを入り口はここよと教えてくれるように導
いてくれるのかと思いきや、ソフトに握ったペニスをこすりは
じめたのだ。オレは四つん這いになった形で、あまりの気持ち
よさに「ダメだよ、トミエさん。そんなことしたら入れる前に
出ちゃうよ」といったものの、気持ちよすぎて動けなかった。
「初めてのときは一度出しちゃった方が中で、ガマンできるら
しいわ。だから、いいの。このまま、一度、出して。ガマンし
ないでいいから」
そういわれているうちに我慢できなくなり、ガマン汁がたれだ
しあっという間に根元からの快感の波動にみまわれ、トミエの
白い肌の腹の上に精を放った。二人でシャワーを浴び再びベッ
ドへもどり、体を貪りあっているうちに、ペニスがいつのまに
かトミエの中に自然に入ってしまいあとはお決まりの感じで上
り詰め、