男女七歳にして席を同じうせずの思想が戦後10年経つか経たないかという頃には
まだ生きていて、男女の別もはっきりしていた。その割に、体育などでも男女一緒
でという平等主義があって小学校の頃は3,4年ころまで着替えも同じ教室で平気
でやっていた。便所も扉がついてる方が女子というだけで立しょんの男子と同じ場
所で、スケベな女子などは男子が用を足しはじめると途中で止められないことを知っ
てか覗き込んでくるのがいたりした。私も覗かれた。特に隣の席になったS田T子
は私の家の近くに住んでいたこともあってなれ合いもあったのでよく覗かれ、いつ
か仕返しにT子のあそこを覗いてやろうと思って機会をうかがっていたのだ。T子
の家は当時は珍しく両親共働きだったこともあって、帰りに一緒になったりすると
寄って行かない?と誘われテレビを見たり漫画を見たりボードゲームなどで遊んで
はいたが、お医者さんごっこのようなことはしたことがなかったのはT子に女性を
感じていなかったからかもしれない。高学年になると、クラスも変わり別になった
のでトイレで出会って覗かれからかわれることはなくなったが、たまに帰り道一緒
になるとT子の誘いで家に寄った。テレビを見ていたときだ。T子は言った。
「なんか、おしっこしたくなっちゃった。トイレ行ってくるね」
その時、テレビでは男女が絡み合ってるメロドラマの場面が続いていたのだ。私の
ペニスは硬くなっていたのはいうまでもない。トイレから帰って来たT子は私に聞
いた。
「あたし、こういうの見るとなんかおしっこしたくなっちゃうの、男の子ってそう
いうことないの?」
と。私は、おしっこなんかしたくならないよと答えた。すると、
「K子ちゃんなんかもおしっこしたくなるって言ってたから、女の子だけなのかし
らね。」
というので、私は正直に言ったのだ。おしっこはしたくならないけど、硬くなっち
ゃう。
「えっ!硬くなるって、オチンチンが?」
「う、うん」
「ええ!見たい見たい。いま、硬くなってるの?」
「ええ!ヤダヨ。それに昔っからいつも覗き込んでたじゃん」
「そうだけど、硬い感じしなかったよ。そうだ!あたしがおしっこしてるとこ見せ
るから、Uちゃん、オチンチン硬くなったら見せて!」
そうこうしてるうちに画面にまた、男女の絡みが始まって、T子がおしっこにいく
と言い出した。そして、私に外に出て、庭を回って便所の裏に行くようにいったの
だ。昭和の和式便所、床付近に換気用の小窓があってそこから中が丸見えだったの
だ。行くとすでに小窓は全開だった。そこに顔を近づけるとすぐにT子が入って来
て、便器をまたぐとパンツをおろしてしゃがんだ。初めて見る女の子の排尿場面に
超興奮。ペニスはギンギンに硬くはれ上がった。腰をかがめながら家の中に戻った
らT子はすでに座っていた。私はペニスが硬くつっかえる感じだったので前かがみ
になって入っていくと、
「Uちゃん、オチンチン硬くなってる?」
と短刀直入に聞かれ反射的にうなづくと、じゃ、そこ座ってと指示され、催眠にか
かったみたいに言われるがままズボンとパンツを膝までおろすと、ペニスはピンと
直立していた。T子は珍しそうに眺めていたが、見られれば見られるほど興奮し、
ペニスがかってピクピクしてしまうほど気持ちよくなっていた。
T子もとなりに座ってパンツを同じように膝までおろして
「ねえ、あたしのとこさわっていいから、Uちゃんのオチンチンさわらして」と言っ
てきたのだ。私はT子のぷっくりした割れ目の両側のふくらみをつまむように触った
だけなのだが、T子、おしっこもれそうなくらい気持ちいい!と言った。さっきした
ばっかじゃんというと、それには答えず、無言で私のペニスを握ってきたのであった。
「き、気持ち、いい!!」
握られた瞬間、ペニスがピクついた。T子を見ると口を開けて目をつぶっててなんか
気持ちよさそうだったので、つまむ速さを早くしたり遅くしたりすると、「早いのが
いい!早くやって!」という。私は興奮の極みでとにかく早く動かした。T子は急に
股間を突き出すようにのけ反ってかたまったので、怖くなってつまむのを止めると、
かすれたような声で「ダメ、やめないで、動かしてて、ハアハアハア」と雰囲気が変
わってやがてすとんともとに戻って。しばらく寝てみたいに静かになった。私の方は
T子の突然の変化に驚いてペニスは縮みT子の手は離れていた。
横に座りだらしなく足を広げて女の子の部分をさらしていたのを見ているうちにペニス
は再び硬くなりはじめていた。そのころ、T子は興奮からさめたのか目をさましたよう
に口をひらき始めた。
「はぁ~、気持ちよかったぁ~、あんなの初めて!おしっこ漏らしちゃったかと思った」
と感想を語った。Uちゃんも気持ちよかった?と聞くので、T子が急にのけ反っちゃって
死んだみたいになったから、ビックリしちゃったらそれどころじゃなくて、オチンチンも
もとに戻ったんだ。
「あらっ?今は、ピンとなってるけど?」
「T子の丸出しのあそこ見てたらそうなった」
「そうだ!、早くうごかしてもらうと気持ちいいのよ。」
そういうとT子ペニスを握ると動かし始めた。確かに気持ちよかったが位置的にまずかっ
たのか力が入ってなかったのか、強烈に気持ちよいというおとはなかった。T子は盛んに
気持ちいい?どう?と聞いてきたが、大きな変化がなく時は流れた。
「左手疲れた!右手でやってあげるね」
そういって位置を変えて握り直しこすり始められた。さっきとは全然違う快感に身をよじ
った。気持ちよくなってきたんでしょ!なんか、オチンチン太くなった感じする。本当に
気持ちよくなっていった。勃起すれば気持ちいいことは知っていたが、こすりつづけられ
ているうちに、本当になんか気が遠くなるほど気持ちよくなってきて、T子同様、のけ反
らずにはいられなくなった。「あたしもさっきこうなったのね」と独り言のようにいうの
が聞こえたとき、ペニスの根元から突き上げてくるような快感があって耐えられなくなり、
ドックン、ドックンをペニス全体が脈打って止まらなくなってしまったのだ。
「と、T子!や、やめて!ドックンドックン、気持ちよすぎて止まんない!」
T子、動かすのはやめてくれたがきつく握ったまま離してくれず、それが快感を呼び
脈動がとまらなかった。「手、放して。ドックンドックン止まんない」そう言ったと思う。
T子は素直に手を放してくれた。二人して同じ日に性の快感の極致を偶然知ってしっまっ
たわけだが、どちらも、セックスに関する知識がなかったのでそれ以上のことにはならな
かった。ただ、その日以来、毎日のようにT子の家によってお互い触りあって極限の気持
ちよさを堪能し、二人の秘密として卒業した。中学は私が私立に行き、彼女たち一家は転
勤で遠方に越すことになって縁がきれた。
中学に入り、性に関する知識が豊富になるにつれ、小学校時代に知識があればお互いの性
器を結合していただろうと悔やまれ、もう、その頃には精通していたので、毎晩のように
T子との触りあいを思い出して射精をくりかえしていた。
そして高校生となり性交欲求は日に日に強くなっていったが、今時と違って出会い系とか
もなく、高校生が簡単にセックスできる環境ではなかったし、女性の貞操感もいまより強
固にあって簡単に股を開いて入れさせてくれるような女性はいなかったのだ。
ところが、運のいいことに父が家を新築し引っ越した先の隣には、4つほど年上の女子大
生がいて、引っ越し挨拶以来なんかウマがあいいいお姉さんが出来た感じだった。彼女に
は何でも話せたので、小学校時代のT子とのことなんかも意外なくらい素直に話せたのだ。
「・・・ってことは、U君、童貞ってことよね。まあ、高二だったらそんなもんかもね。
みんな。」
「それが、そうでもなくて、彼女いるやつなんか、自分はもう大人の男だみたいな顔しや
がって、オレみたいのをからかうんだ。」
そんな話もできる、本当のお姉さんみたいな存在だった。そのお姉さんが言ったのだ。時
はまだ昭和だ。フリーセックスだ浮気だ不倫だを謳歌してるのは極特殊な例だった。
私は耳を疑った。
「わたしでよかったら、初めての女になってあげてもいいわよ。U君しだいだけどね。わ
たしはU君とならしてあげてもいいとおもってるけど」
「け、結婚しなきゃだめでしょ。」
「えっ!わたしとU君が結婚? それは無理よ。」
「じゃ、ダメじゃん。」
「へー、U君意外と古いんだあ。それとも私が初めての女じゃ不満?」
「そ、そんなことは絶対にないし、したいけど・・・」
「そ、じゃ、決まりね。今週土日、うちの父母泊りがけでいないから」
その話があって、その晩からオナニー射精をストップ。三日間があれほど
長かったことはなかった。意を決して隣町の薬局いってコンドームも買っ
てその日に臨んだ。
お姉さんを求めて隣の家にいった。ワイン入りカルピスで乾杯。お風呂に
二人で入った。体を洗いあった。勃起したペニスを太ももで挟んでくれた。
お姉さんのデルタ地帯も触り洗い、クリトリスを吸わされた。ペニスを口
に含んで舌でころころされ、思わず射精しそうになった。経った姿勢で、
先っぽだけ割れ目に入れさせてくれて、またまた射精しそうになって離れた。
この日の為に、オナニー射精もやめてたことを話すと、
「そっかあ。それだと、入れたらすぐ行っちゃって可哀そうだから、一度出
しちゃおかあ」
「ああ、でも、お姉さんの中で出したい。コンドーム買ったし」
「えっ!コンドーム?いらないわよ。明後日くらいから生理だし。大丈夫、
直にいれていいの。そして、直に出しても大丈夫だから。今日はそういう日なの」
狭い風呂場の壁に寄りかかるように座らされそこにお姉さんが乗っかるようにし
てきて直立したペニスを前にして割れ目を開き近づけてくると、いつの間にか
先っぽは割れ目の中にうずまってしまった。お姉さんが体を押し付けるように
くっつけてきたとき、急激に来た!
「おねえさん!ダメ!出ちゃう。ガマンできない!離れて!お願い。ああ、ダメ!」
「いいの、一度出してスッキリしてからベッド行きましょ。」
「だ、だめえぇぇ~!!!」
そういいつつ、しりの筋肉は跳ね、快感のドックンドックンとともに多量の精液が
お姉さんの膣の中で放出される快感におぼれた。
興奮がおさまるまでお姉さんは私を抱きしめてくれていた。
「だ、出しちゃった。がまんできなかったんだ」
「いいの。大丈夫よ。これで、ベッドで十分楽しめるでしょ?」
風呂に入り、抱き合い、キスされた。初めてのキスは、第一回射精後だったので
妙に印象深い。
ベッドでは、ほとんど横向きで抱き合って、勃起している間は挿入しているという
感じで過ごした。現代のポルノのように激しいピストンとか転げまわったりという
ことはしなかったが、上り詰めるときに互いに抱き合って快感を味わった。
いままで、何人もの女とセックスするチャンスにめぐまれたが、このお姉さんとの
セックスを超えるをした記憶がない。初体験以上のセックスがないまま、八十路を
迎えたが、それでよかったと思ている。