大学の時にパチンコ屋のホールスタッフとしてバイトしていました。教育係はミキさん、細身で綺麗な女性でした。面倒見が良く、姉さんと慕う女性スタッフもいました。
半年ほど過ぎたころ、仕事帰りにミキさんから飲みに誘われた。個室の居酒屋で、仕事の相談や趣味話など楽しく飲むことができた。カラオケに誘ってみたが「歌は苦手だから」と、逆に僕のアパートを見てみたいと…部散らかっているからと断ったが、どうしても見たいと言われ仕方なくアパートへ
少しだけ片付けの時間をと言ったが、ミキさんは構わず入ってきた。
「綺麗だよー、全然!」
テキトーに座ってください!
「ありがとー!雄三くんは、彼女いるの?」
いないです。ミキさんは?
「いないよーww」
えー、以外です
「何が以外なの?」
ミキさん綺麗だし…
「バツイチだしねー」
そんなの関係ないですよ…素敵です!
「えーーー、そうかなぁ?」
いや、マジですよ!
ここは、自分でも積極的だったと思う。
ちょっと気まずい雰囲気もあったが、Youtubeで好きな音楽をお互いかけ合うことにした。
自然とミキさんが僕の隣に座り、ポッキーつまみ食いしてた。
そのうちポッキーゲームとなり、噂では聞いてたがミキさんに教えてもらった。
「先に口を離した方が負け!なにか賭けようか?」
そんな感じでスタートしたのだが、ミキさんはキス寸前で口を離した。
俺の勝ち?
「そうだね」
ミキさんとキスしたい!
「じゃあ、もう一回!私が勝ったらキス無しー」
どっちにしろ、俺が離さなきゃキスだし
結果、ミキさんと唇が触れ
お互い見つめ合ってミキさんが目を閉じた
甘いキスだった
歳上の女性ってやっぱり素敵で、舌を絡めてきた
「雄三くんのことは好きよ、でも…」
でも、なに?
「私でいいの?」
違いますよー
ミキさんは最初は笑っていたが、その後は僕の隣りに座ってきた。ミキさんと手が触れてしまい