10年前、私の上司が中国に赴任することになったんです。
その上司は、某国からの在日2世で
奥様も某国系の方でした。
お子さんもいらしたので、単身赴任と聞いておりました。
赴任されてから1年後、その上司のお引きで
私にも中国赴任の辞令がでました。
私はあまり乗り気ではなかったのですが
その上司は、中国に設立した会社の代表職にあり
全権をもっていたので、従うしかありません。
着任後のこと、上司に招かれ
ご自宅に伺うことになりました。
玄関を開けたらびっくり
そこには水着を着た若い女性2人のお出迎えです。
現地妻ってやつでしょうか?
上司が言うには
我々の給与は日本・本社の給与体型で
当時の中国の物価ですと、高給取りになると。
だから、愛人の2・3人囲っても余裕だと言うんです。
しかも、現地妻(愛人)のブローカーがいて
貧しい農村から若い女性を連れて来て
世話してくれるんだと。
そして上司が
「お前にも用意しといたぞ!」と言うんです。
私は当然「冗談」と思い笑って流してました。
その女性たちが作ったであろう食事をいただき
お酒も入ってホロ酔いになったところで
上司のお宅を失礼致しました。
自宅マンションに帰宅し、
ホロ酔い気分でくつろいでいたところ
「ピンポン」とのチャイム。
深夜0時過ぎ・・・
コレといった知り合いがいるでもない中国で
こんな時間にと不審に思いました。
拙い中国語でインターホンに出て話してみると。
???なんて言ってるのか分かりません。
ただ1つ、理解出来た言葉がありました。
それは上司の名前です。
ドアを開けてみると
中年男性1人と若い女性3人が立ってました。
よくよく話を聞くと
若い女性3人のうち1人選べと。
上司は本当に私にも用意していたんです・・・
契約金と月々の料金を聞きましたが
ホント僅かな金額でした。それなら私でも。。。
私は、「見知らぬ地」ということもあり
1番性格の良さそうな娘を選びました。
チョットぽっちゃり系で
いかにも田舎から出て来ました風の
可愛らしい娘です。
その田舎娘を残し
他の連中は帰っていきました。