大学時代、付き合っていたタイ人の彼女が夏休みに、帰るというので、一緒に行って、家に遊びに行ったことがあるんです。
日本も暑いですが、さすがにタイはもっと暑い、彼女の案内おかげで、楽しい観光を過ごし、家に行ったんだけど、なんと、
ジャングルみたいな感じで探検気分で最初はよかったんだけど、段々道が険しく、命懸けでした、ボコボコした道を車で走って、
3時間かかって、ようやく町に着いた、まえもって、彼女が手紙を書いてたのかと思うんだけど、彼女の両親が道路の端に立って、
手を振って待っていた。
彼女はわかるんだけど、僕のことまで、凄く歓迎された。家に着くと親戚の方や兄弟が待っていた、すぐに歓迎会が始まり、
凄かった、夜になるとようやく落ち着いて、彼女の父に呼び出された。
日本に留学経験あるみたいで、片言しか喋れないけど、慣れないタイ酒を飲みながら、「娘のことを宜しく頼む」とか言われ、会話をしてました。
それから一週間過ぎた時には色んなことを挑戦したり、優しく教えてくれて、彼女の母には、「もう、貴方は私達の大事な息子よ」
なんて、朝になるといつも抱きしめてくれるんです。彼女の妹や弟には「兄ちゃん」なんて呼ばれてました。
そんな楽しい日々が続いて、ようやく帰国する日が近づいて、何か御礼にしないとダメだなと思い、彼女にお
願いして、
バイク二人乗りで、町に出掛けました。
本当は、帰国前日に渡そうと考えていたんですけど、妹達にバレてしまったので、夕食を済ませた夜に、お世話になった御礼に、
お土産を一人一人、渡し、凄く喜んんでくれました。
でも、彼女の母にはもうひとつプレゼントしたい物があって、家族や親戚がいたので、渡せなかったです、
その日の夜に凄く暑く寝れなかったんです、すると、仕事場から、明かりが見えたので、何かなと思い、覗いたら、彼女の母が何か作ってました。
彼女の母がいたので、プレゼント渡そうかなと思ってたんだけど、僕のこと気付いて、微笑んで、仕事場に入れてくれました。
言葉はわかりませんでしたが、雰囲気でなんとなくそうじゃないかなと思い、ただ見てました。汗だくになりながら、
民族服みたいな物を作っていた、ただプレゼント渡せる雰囲気でなく、ただ、見てるだけでした、ようやく完成したみたいで、
立ってって言ってるようなそぶりを見せ、立ったら、着させてくれて、貴方にプレゼントだよと言ってるみたいでした。