もう25年とか?前になるけど。
東京のちょっとお高いBARへ。
友人の奢りで連れて行って貰えた。
友人は、芸能関係の会社に勤めていて、
「実は、女の子と待ち合わせしてるんだ」と店に入って、生が運ばれてから友達が言い出した。
「そうなんだ?どんな子?」
この時には、まさか芸能人の子が来るなんて思ってもみなかった。
その子が来るまでに生は2杯目の終わり頃だった。
トンボみたいなでっかいサングラスに、派手なワンピースでほっそりした女の子が「ごめーん!撮影、長引いちゃってさぁー。ね、ここいい?」言いながら、俺と友人の間に割って入ってきた、が、香水がキツかった。
ん!?まてよ?!撮影って言ってなかったか?んん?
「ね?夜なのにサングラスしてるの?」
と、不意に思って聞いてみた。
隣の女の子がサングラスを額の上に乗せ直した途端、誰だか分かった。
「!?!?まじで!?〇ん〇えみ〇ちゃんじゃん!!」
ちょっと声を出してしまった。
慌てて彼女はサングラスを戻し、友人に「ね?ここ、不味いよね?場所変えてよ」と友人の袖を引っ張った。
「そうだな、場所変えよう」
そう言って友人は、会計を済ませて、友人の家集合で1度解散した。
俺と友人が1台のタクシー
彼女が1台のタクシー
そんなこんなで夜の23:30頃。
改めて、彼女とお目見え。
部屋に入るなり、彼女はサングラスを外し、コートを脱いだ。
割とピタっとしたニットを着ていて、下はパンツ姿だった。
これも割と体にフィットしてる感じで、ボディラインが綺麗なのがわかる。
色々と下らない話しをしていて、酒も進み、だいぶ遅くなった所で友人が
「ちょっと、用事があるから、出かけてくる。多分、昼まで戻らないから、留守番頼めるか?」とかそんな事を言われたと思う。
彼女と2人で留守番になった。
それから、また暫く、酒が無くなるまで話しをしていた。
どんな話の流れだったかは覚えてないが、彼女がシャワーに行き、俺はVHSの映画を観ていた。
彼女はタオルも巻かないで全裸で俺とテレビの間に仁王立ちで視界を塞いだ。
夢中で彼女とセックスをした。
終わった頃には、外は明るくて、でも眠く無くて、裸のまんま、彼女とくっついて映画を見た。
今では、テレビでも全然見なくなって、ちょっと寂しいなぁ。
元気かな?
とか、ふとした時にたまに思い出す。
あの子、あの時は色々と忙しくて
週刊誌とかでも、や〇りまんとか噂もされてたけど、ストレス、凄かったんだって言ってたのは、ちょっと覚えてるなぁー