F市のMとは昨年の夏からメール交換をしている。
29歳で独身の彼女は「おかあさんといっしょ」のうたのお姉さん
によく似た、清楚で華奢な美人だ。
ところが女子高育ちのせいか、男性とまともに交際した経験が
ないそうで、29年間処女を守ってきたそうである。
メールでは彼女の様々な悩みや嬉しかったことなど、かなり
幅広い話題で盛り上がっていた。
8月に逢った時は食事だけだったが、美人だしとても上品
なので、彼がいないのが本当に信じられなかった。
12月に逢ったときは食事の後にわたしのホテルの部屋まで
誘い、キスから全裸まで進んだけど、彼女の決心がつかず
そのまま駅まで送って別れた。
年明けの3回目のデートはとても明るく、お喋りと笑いがとぎれず
リラックスしていたので、食後にホテルに誘うと「はい」との返事。
部屋でたっぷりキスをし、真っ暗な中で全裸にして、二人で
そっとベッドに潜り込んだ。
華奢な割には大きく綺麗な胸をしており、乳首を転がしたり
軽くつまんだりしたが、じっと目をつぶっている。
アソコに指を這わすと愛液で溢れており、クリトリスをマッサージ
すると、彼女の口から初めて「あぁん…」と吐息が漏れた。
足を開いて彼女に入ろうとすると「…待って」。
やはり怖いようで目が必死に訴える。そんな瞳を見つめていると
不思議と冷静になり、優しく腕枕をして綺麗な黒髪をなで続けた。
結局今回も一つになれなかったけど、彼女は完全にわたしを
信頼してくれたようだし、焦らなくても必ず一つになれる日が
くるだろう。
今の2人にとってはこれが最高のHなのです。