僕が高校生だった頃です。
みなさんそうだと思いますが、高校生くらいって男は(多分女も)とても精力盛んな時期
だったと思います。
中学卒業したての小僧からみたら高校生のお姉さんは何故か大人びて見えたもんです。
当然僕もそんな感じでした。
高校生活も1年以上経つといろいろ新しいこととか経験して、なんだか成長した気にすら
なっていました。
学校にはギャルの子もたくさんいましたが(むしろ女友達ではそういう子の方が多かっ
た)、そんな中で一人の先輩が気になっていた時期がありました。
この人は弓道をやっていた3年生の先輩で、帰り際に弓道場の前を通る度に話をしたりし
ていました。
というのも、もうどんな経緯だったかもよく覚えてませんが、僕の先輩の友達がその人と
友達で、遊んだことが数回あったのです(カラオケに何回か行ったような気が…)。
その人はギャルとまではいかないけれど今時の女子高生で、「弓道やってるとあんまり髪
茶色くできないんだ」とか言ってました。
普段はルーズソックスに短いスカートっていう格好だけれど、部活を始めると髪をちゃん
と縛って袴を着て練習に励んでいる姿はとてもカッコよく、とても綺麗だったのを今でも
覚えてます。
ある日、(確か)日曜だってのに暇だった僕は街をブラブラしてまして、最寄の駅を通っ
た時に偶然にもその先輩とばったり遭遇しました。
部活の帰りだったみたいで制服姿に身長の倍はあろうかという弓を持っていた先輩は僕を
見つけるなり「あー、Kじゃん!」と駆け寄ってきました。
僕「先輩、部活の帰り?」
先輩「おぅ。あんた何やってんの~?」
僕「いや、暇だからブラブラと…。先輩もう暇なら遊ぼーよ。」
先輩「うーん、まぁそれはいいけど弓が邪魔なんだよなー。…んじゃ、うち来る?お姉ち
ゃんいるかもだけど。」
僕「そんなん全然ヘーキ。っつーかむしろありがたいくらいっすよ。」
先輩「あはは。んじゃ行こっか。」
よく覚えてませんが、こんな感じで話が進んだ気がします。
当時はまだ憧れが強く好きとかいう感情はなかったんですが、先輩の家に行くっていうだ
けで緊張していたのを覚えています。
実際家に行ってみるとお姉ちゃんはおらず、屋根の下には僕たち二人きり。
後で聞いたら先輩は意識していなかったそうですが、僕はいろんなことを意識しまくりで
した。
初めは普通にCD聞きながら話してただけなんですけど、やっぱ普通の高校生っぽく恋愛
論なんかを語りあい始めたあたりから変な空気が流れていました。
先輩の部屋の小さなテーブルの下で足が触れあい、コーヒーカップを持ってた手は相手の
指を軽く握る感じ。
初めは向かい合って座っていたのに、いつしか僕は先輩の隣に座ってキスをしあってまし
た。
激しいとかそんなんじゃなく、静かに優しく確認しあうかの様な先輩のキスは、もうそれ
だけでイってしまいそうでした。
お互いベッドに上がり、服を脱ぎ捨て、まだ経験も浅かった僕のぎこちない手つきにも微
笑みながら答えてくれる先輩に至福の時を感じていました。
僕から頼んだわけでもないのに口に咥えて優しく、そしてちょっと恥ずかしそうに舐めて
くれる先輩はいつも以上に可愛く見え、お返しに先輩のも舐めてあげると小さく泣きそう
な声で喘いでいました。
入れるときは騎乗位からで、先輩は「あんっ、あんっ」といつもより高めのトーンで気持
ちよさそうに声を出していて、僕は我慢できずいつもより早めに出てしまいました。
終わってからもまるで恋人のようにじゃれ合い、僕が少し回復してはもう一回、もう一回
と、3回ほどお互いを求め合っていました。
結局その後先輩と付き合うことになり、先輩が大学へ進学するまでの数ヶ月間はこんな感
じでHをしていました。
今20歳の僕も大学に進学し、神奈川の僕と福岡の先輩という距離に離れてしまって連絡も
たまにとる程度になってしまいましたが、今でもいい思い出です。
自分自身、同い年の子よりも年下・年上と相性がいいのもあってか、それからいろんな子
としたHも、みなさんが経験されているような激しいものよりかは、静かで優しいHの方
が多くなっています。
なんだか全然イヤラシイ感じの文書じゃなくてすみません…。