高校卒業してすぐ地元の会社に就職。小さな会社だったのでその年入社したのは俺一人。同期はいなかったが、上司も先輩達も皆優しく、仕事も丁寧に教えて貰った。
入社から2年後、部署の皆で俺の成人式のお祝いをしてくれることになった。(16年前はまだ成人は20歳だった)
土曜の夜、仕事は休みだったのに皆さん集まってくれた。
前に立って挨拶をさせられた後、部長の合図で乾杯。
先輩達がお祝いの言葉と共に次々とビールを注いでくれた。
流石に酩酊させるような飲ませ方はされなかったけど、けっこう酔っ払った。
一次会の後、二次会のカラオケへ。カラオケが終わると解散になった。
それぞれにタクシーを呼んだりお迎えを呼んだりしてる中、エミさんが「送ってあげようか?」と言ってくれた。
エミさんは明るくて優しく、ノリが良く下ネタも平気のでオジサン達のセクハラまがいの言動も軽くあしらえる26歳。
ショートカットが似合う美人でもある。
男女問わず部署の皆から好かれていたし俺も少し憧れていた。
嬉しい申し出に二つ返事で即答して、エミさんの車へ。
初めは楽しく会話してたのに酒のせいで無意識に寝落ちしてしまった。
目が覚めると車が止まっていて、エミさんが俺の下半身の辺りに手を伸ばしていた。
酔いと寝ぼけと暗さで状況が良く判らなかった。
「どうしたんですか?」と声をかけると「あ〜起きちゃったぁ?」とエミさん。
ベルトは外されファスナーは下ろされ俺のズボンの前が大きく開かれていたので粗相をしてしまったのかと思ったが、そうではなく俺はエミさんに襲われていた。
あたふたしてる俺に「寝顔が可愛かったから見てたら我慢できなくなっちゃって」と言ってきた。
エミさんが襲うのをやめて車を出そうとしたので「あの、、続きしないんですか?」と言うと「続きしたい?」と逆に聞かれたので「はい」と答えた。
そして、続きをするためにラブホに向かった。
ラブホでエミさんの手ほどきを受けつつ童貞を卒業した。
その後もう一回ゴム着きでして、最後は生で中出しさせてもらった。
夢かと思ったが翌朝起きると横でエミさんが寝ていたので夢じゃなかったと安心した。
月曜の朝、エミさんは何事もなかったかのように、いつも通りのテンションで「おはよー」と挨拶してきたが、仕事中に「ほらっ」と言って見せてきたスマホの画面には寝てる俺にキスをするエミさんの自撮りが写っていた。
その後何年か付き合ってると思ってたら急に寿退社していったので、とうやら俺はセフレだったようだ。