あなたと別れて2年、早いものね。
最初の1年は泣いてばかりいたけど、友達が外に誘ってくれて、少しずつ笑顔が戻っていった。
私より仕事を選んだあなたのことは、忘れなきゃと思ってたけど、人を好きな気持ちってなかなか無くならないものね。
みんなが連れだしてくれたおかげで、新しい男性と知り合って、告られた。
何度かデートしたけど、とてもいい人だった。
ちょっと真面目過ぎるところあるけど、誠実なところが素敵。
先週末、口説かれた。
久しぶりに、あなた以外の男性に抱かれた。
あなたに未練は残ってたけれど、望まれているなら抱かれようと思った。
新しい彼氏であなたのことを吹っ切れるかもと思った。
だから、キスされた時から、情熱的にした。
あなたのことを忘れるほど、情熱的にしてもらえるように、フェラもテクを駆使して刺激した。
彼も、それに応えるように私をクンニした。
これ以上開かないくらい股広げて、アソコを丸晒しにして、舐めてもらった。
ジュルジュルお汁が音を立てるほど触れて恥ずかしかったけど、これであなたを忘れられるなら本望だった。
彼が生のまま入れようとしたけど、制止しなかった。
彼が私の中に入って来たのを感じたら、まるであなたが押し出されるように消えて行った。
久しぶりに男性の快感に包まれたら、新しい彼氏の愛情を感じた。
彼がまるで私のアソコを抉るように突いてくるたびに、残っていたあなたへの愛情はかき消され、新しい彼氏の愛情が上書きされて行った。
もう、されるがままに従って、彼の上に股がって腰をくねらせたり、四つん這いになってお尻を突き出したりして、彼に思う存分掻き回してもらった。
気持ち良すぎて意識が飛ぶほどで、最高だった。
これで、あなたとは本当にさよならできたと思う。
愛情の欠片ももうなくなった。
帰りしなに、あなたを見送った新幹線の改札を眺めた。
「さよなら…」
そう呟いて、あなたをスマホから削除した。
前を向いて歩き出した時、なぜか涙が零れ落ちた…