男の人は、好きでもない女の人とでもセックスができるみたいだけど、私は無理。
この人に抱かれたいと願う人じゃない人とのセックスは無理。
だから、生理的に無理じゃない人と、流れでセックスとか、物理的には気持ちいいんだけど、終わったあとの後悔がもの凄くなる。
私がセックスしたいと思う人は、その人の赤ちゃんを産みたいと思う人。
好きになるってことは、つまりその人の精子を子宮に注がれたいと思う心じゃないかな。
私が忘れられない元彼は、更にセックスが忘れられない。
肉体関係を持てば、一応は身体の満足感は得られる。
人間は、動物の本能として子孫を残したいた目にセックスをしたくなる。
特に男は、溜まったら出したいという生理現象に近い欲求があるから、好きでも無い女の人を抱ける。
愛し合うと、愛を確かめあいたい一心でセックスする。
セックスに伴う快感を求めるセックスもあるけど、それだけだと終わった後に虚しい。
愛する人とするから、終わった後に心が満たされる。
忘れられない元彼は、毎回激しくクンニされた。
クンニ大好きな人だったから、アソコを洗える環境じゃないとセックスできなかった。
アソコを広げられ、奥まで覗かれ、舐められるんだけど、思い切り股を広げられるから、恥ずかしさと気持ち良さが入り混じって、快感が倍増した。
今でもあの元彼の口のの暖かさ、舌触りを忘れられない。
物静かな人だったけど、セックスが始まると凄くエロくて、クンニは30分くらいされて、何度もクリでイカされて、元彼が入ってきただけでイキまくってた。
元彼の激しく長いクンニで、クリでイクことを覚え、そして、クリでイキまくった後は、挿入されて中でもイケるようになった。
一度イクことを覚えたら、いつしか毎回イクようになった。
元彼のクンニとセックスは、身体が憶えているみたい。
またあのクンニとセックスがしたいと思うし、元彼のセックスは忘れられない。
本当は、元彼と結婚したかった。
元彼、海外赴任になっちゃって、別れざるを得なかった。
身体を引き裂かれるような、辛い別れだった。
成田でうなぎ食べて精力付けて、一泊して最後のセックスして、翌日、1日デートして、夕方、暗くなってからの便で元彼が旅立った。
どうしても、さよならっていえなくて、でも最後元彼から、
「元気でな。幸せになれよ。さよなら…」
って言われたから、やっと口を開いて、言った。
「さよなら…元気でね…」
元彼の乗った飛行機が、夜空に消えていった。
帰りのスカイライナー、窓に映ってる私の顔を見つめながら、元彼との思い出に耽った。
泣かないで頑張ったけど、部屋に入った途端、涙がいっぱい溢れた。
今年で、別れて10年になる。
私はその後、夫と出会い、穏やかな恋愛の後、結婚して、子供も産んだ。
夫のクンニは5分くらいで、元彼のクンニで剥けちゃって敏感になったクリだから、夫のクンニでもたまにはイクこともあるし、そんな時は中イキもする。
夫のことは、愛してるけど、元彼に時のような激しく心を揺さぶられるような愛じゃない。
慈しむような、穏やかな愛だ。
セックスも激しくないし、優しいセックスだ。
だから、激しかった元彼のセックスが忘れられないのかもしれない。
元彼、今はどこにいるのだろう。
スマホには連絡先が残ってるけど、連絡したことも、来たこともない。
でも、どうしても消せないでいる。
元彼も結婚しただろうな。
奥さん、毎晩あのクンニでイキ狂ってるのかな。
髪を振り乱しながら、元彼に跨ってギャンギャンしてるのかな。
なんか、ちょっと羨ましいな。