仕事と家庭の往復で退屈な毎日。
無料の出会い系アプリをDLして話し相手を探す投稿にメッセージを送ってきた一人の女性がいた。
仕事も家庭も不満で、同じ境遇だったこともあり意気投合。2週間くらいやり取りをして、会うことに。
お互い既婚であることを知りながら、少し後ろめたさを感じながら車で海が見える駐車場で待ち合わせ。
少し早く到着してドキドキしながら待っていると、到着連絡が入る。
車の特徴を伝えて、待っていると少し背が低くて黒髪の笑顔が可愛い清楚な感じの女の子がドアを開けて入ってきた。
「はじめまして、入ってもいいですか?」
「もちろん、どうぞ。はじめましてだけど初めての感じがしないね。」
お互い緊張しながら他人行儀な挨拶を済ませた。
初めはぎこちない会話だったもののお互いのことを話しているとすぐに打ち解けることができた。
仕事のことや家庭の不満を話しながら時が過ぎていく。話しながら、彼女の手を握ると、ビクッと肩をこわばらせたものの優しく握り返してくれた。
そして、少し沈黙。
ゆっくり彼女の方に身を寄せて頬を撫でる。
優しく顎を撫でて唇を重ね合わせる。
下唇を優しく甘噛みして唇に舌を這わせる。
上唇を優しくチュッ、チュッと啄む。
初めははを閉じていた彼女も舌を絡ませて甘い吐息が溢れる。互いに唇の感触を確かめ合い胸が爆発しそうになっていた。
「急にキスしてごめん。また会ってくれる?」
「こんなに柔らかくて優しいキスは初めて。もうダメかも・・・」
「また、都合が合えば会いたいな」
「私も」
これが彼女との初めての出会いだった。
希望があれば続きを書こうと思います。