今の職場に転職して、そろそろ3年。
役職もついてきて、仕事の量も増えてきました。
そろそろ事務室の狭いデスクではスペースが足りなくなり、上司に相談。
上司からは「あの倉庫部屋で良ければ自由に使っていい。」とのこと。
ただし、条件があり、「女性社員が着替える間は廊下に出ること。」
そう、倉庫部屋は女性ロッカーにもなっているんです。
ただ、朝と夕の2回だけだし、何よりも、広いスペースを独り占めできるし、気になりませんでした。
1か月ほど経ったころ、ある女性社員から、
「カーテンもあるし、いちいち外に出なくていいですよ。」
と言われました。
他の女性社員も、「○○さん(エロい中年社員)とか××さん(不潔っぽい男性社員)だったらイヤだけど(笑)」
とのことで、着替え中にも自分のデスクで仕事をするようになりました。
なんとなく、カーテンの向こうで女子が着替える音がするというのは気になるもの。
でも、変なことはしないと信頼されているわけなので、気持ちを抑えながら仕事をしていました。
そのような状態が何日も経つと、着替えの音にも慣れてきて、気にならなくなるもの。
ただ、女性社員の間でも、慣れが出てくるようで、カーテンを閉めずに着替える人も出てくるようになりました。
こっちからも「すみません、見えちゃってますよ。」と言うのですが、
「えー、だめよー(笑)」などと、からかわれる始末。
さすがに全裸になる人はいませんが、下着ぐらいであれば見えてしまいます。
(けっこう胸が大きかったんだなー)とか(かわいいのに、お腹がブヨブヨだったんだ)
など、あまりジロジロ見ないように、それでも見逃さないようにチェックしていました。
もちろん、時には、オカズに使わせてもらったこともあります。
ただ、これもせいぜい数か月。
下着姿ぐらいじゃ、特に何も感じなくなってきました。
それどころか、仕事上で合わない女性社員だと、気持ち悪いと思うようになるほど。
(むかしの銭湯の番頭さんは、女性風呂が丸見えだったらしいけど、こんな気持ちだったのかな。)
なんて余裕すら出てきました。
そんなある日、外出先から帰ってくると、ちょうど何人かが着替えている様子でした。
どうやら、自分のことを話しているようで、入口付近で立ち聞きしてみました。
「○○さんって、着替えてるところ見ても何とも思わないのかねー。」
「もしかして、女性に興味がないんじゃない。」
(いやいや、興味はあるけど、慣れてきただけですよ。)
と、次の瞬間、耳を疑うような会話が。
「まだ誰にも言ってなかったんだけど、この前、私が着替えた後、忘れ物を取りに戻ったんだけど。
そのとき○○さん、オナニーしてたよ。」
頭の中が真っ白になりました。
その人の話通り、何度か着替えの記憶が消えないうちに使わせてもらったことはあります。
でも、もう今は慣れというか、ぜんぜんやっていなかったのに。
さらに追い打ちをかけるように
「それ、私も気づいてた。」
「えー、みんな知ってるよね。」
なんて言っているではありませんか。
(もう、終わった。)
頭の中では、「解雇」とか「裁判」という言葉が浮かんできました。
そう思っていると、再び、次の会話に驚きました。
「だから、次の日、ちょっとエッチな下着を履いてみたんだよね。」
「それ、私もやってみた。レースの薄いヤツにしてみたり。」
「でも、全然反応ないの(一同爆笑)」
全然気づいていませんでした。
ただ、なぜかモテているかのような錯覚も感じました。
するとさらに驚きの言葉が。
「次は、うっかり乳首とかアソコ出してみれば。」
「えー、私はやだよ。」
「あ、そう?私は大丈夫だよ。今度やってみようか。」
そんな会話を聞いていただけで自然と勃起していました。
が、廊下の奥から「○○さん、帰ってたんですか。さっき電話が・・・」
と声をかけられてしまい、ロッカーの会話も終わってしまいました。
それから数週間経っていますが、未だに下着姿より上を見せてくれた人はいません。
でも、以前に増してオナニーの回数が増えてしまいました。
しかも、入口付近に誰かがいる気配を感じながらのオナニーが興奮することに気づいてしまいました。
もうここまでくると、クビになるのが先か、誰かの乳首やアソコが見られるのが先か。