会うのは2回目のお相手。
前回のエッチでは、たくさん「反応が可愛い」って言ってくれてとても嬉しかった。
街中が落ち着いてきたこのタイミングで、つい連絡を入れたのは彼だった。
駅で待ち合わせて、ホテルへ向かう。
久しぶりと声を掛け合いながら、手を繋ぐ。ちょっと気恥ずかしい。
ホテルに着いて、お互いシャワーを浴びて、ベットの中へ。
「いちゃいちゃしようか」
キスをしながら、全身をフェザータッチでなぞってくれる。
あっという間に興奮して息が荒くなる。
脚を開かせられて「あんっ」と声が漏れる。
「可愛い反応」といつものように褒めてくれる彼。
手は際どいところのフェザータッチ。なかなか直接的には触ってもらえない。
とろとろに溶けたところで、「四つん這いになろうか」と彼。
ここから、彼のSっけが発揮される。
「もっと尻つき出すんだよ!」と言って、太ももにスパンキング。
前回の「可愛い」を連発していた姿と一変して戸惑う。
腕をとられ体勢を調整される。
「こうするんだよ」と再度スパンキング。
少し怖く感じながらも、あぁ私このままセックスに溺れていいんだ。存分に乱れていいんだ。とも感じた。
「びしょびしょだよ」と言いいながら、彼の手はあそこを通り越してアナルへ。
ローションを垂らして、アナルに指を入れられる。
「ああんっ」大きな声を漏らしながら腰がひける。
「腰引いてんじゃねえよ」と体勢を整えられてまたスパンキング。
口調に怖さを感じつつも、酔ってる自分もいる。
この後も何度か腰を引いて怒られた。
いつの間にか中にも指を入れられ、ローターも使い、3ヶ所を同時に攻められる。
もうどこが気持ちいいのか分からない。
高圧的に攻められて、恥もどっかに飛んでいった。
大きな声で喘ぎながら快感に浸る。
しばらくその状態で攻められた。
「いきそう」って言うと、耳元で「いけ」って低い声で言われてさらに興奮する。
ちょっとすると、指数本なのが物足りなく感じてくる。
「もっと欲しい」と自分からおねだりする。
「挿れて欲しいの?」と一旦攻める手を止める彼。
「欲しい」と再度おねだり。
じゃあ舐めてと言うように、顔の前に彼のが差し出される。
舌を絡めて、口をすぼめて、彼のを咥えこむ。
頑張ろうと思うと、案外すぐに口から外された。
手早くゴムをつける彼。
「この体勢のまま突かれたい?」
「うん」
後ろからゆっくりと挿入される。
彼の存在感が気持ち良い。
腰を引かないように気を付けるけど、そのせいで腰が動く。
彼のが奥まで入った。
そしてしばらく動かない。
『あ、Twitterに書いてあったやつだ』と頭によぎる。
挿入してからしばらく動かない方が気持ちいいと書かれた投稿をTwitterで見かけていた。
でもその差を考える余裕なんてなくて。
しばらくしてから、彼が動き始める。
気持ち良くてしょうがない。
指でいじられてた時のもどかしさなんて微塵もなくて。
彼ので満たされて、掻き回されてるのが気持ちいい。
ふと彼のが抜かれる。
ん?と思ってるうちに、再度挿れられる。
そして、振動。
使ってたローターの片側がリングになっていて、男性のに通せるようになっていた。
彼のを奥まで入れた状態で、クリにローターを押し当てられる。
ローターの位置がズレないように、あまり動かない彼。
ローターの刺激に弱い私は、またいってしまう。
途中で正常位に体勢を変えて、また攻められる。
彼の手が私の首にのびて、首を絞められる。
頸動脈を圧迫されて頭がじんわりする。
首絞めは前回もされたけど、『前回よりも気持ちいい』と思いながら身を任せる。
一旦力を抜いて、再度絞められる。
自分のあえぎ声のせいで、呼吸も苦しい。
彼の手が首から離れて、彼のも抜かれる。
彼が自分のをいじる様子があった。
一瞬、ゴムを外してるのかと思ってヒヤッとしたが、ローターを外したんだと分かる。
そして、再度挿れられたら、さっきまでより動きが激しい。
ちょっと苦しく感じながらも、段々慣れてくる。
攻められて、気持ち良くて、そして段々疲れ果ててくる。
何度目かの彼からの問いかけに「ごめん、もう疲れた」とねを上げる。
「じゃあ休憩する?」「うん」
いかないの?と思いながら返答する。
「その前にいってもいい?」「うん」
射精のタイミングをコントロールできて凄いなといつも思う。
激しく突きながら「いく」と言い果てる彼。
彼のが抜かれ、身体の力が抜ける。
気付くとすごく汗をかいていた。
しばらくベッドで休み、シャワーをゆっくり浴びて、帰路に着く。
駅に向かうエスカレーターで、人目がないのを良い事に、彼にキスをせがまれる。
チュッと軽くキスをして、手を繋いで改札まで行く。
また会いたいな、と思いながらお別れをして、この日はおしまい。