強制的に貯金をすると覚悟をした日。それからの3年間。俺のモチベーションは常に燃えまくっていた。まず、3年間で300万貯金しようと思えば、単純計算で月に8万を貯金する必要が出てくる。8万×12か月=96万 96万×3年=288万。それでも足りない。どころか、毎月8万円の貯金なんてムリすぎる。そこで俺は考えた。この自堕落していた10年の中の経済的な足枷でもあったこいつ。旧車の中でも名車中の名車。愛車のCB400Fフォアを売る事を決意したんだ。調子にのって買う時はムリしてローンを組んで買ったものの売るときは一瞬。(そもそも途中で飽きて乗っていなかった)ところがコイツが思いもかけない値段で売れた事により300万のハードルは一気に200万になったんだ。となると、毎月6万を貯金すれば三年後には180万になる計算だった(よし。いける!!!)俺は気が付いたら貯金の鬼になっていた。10年間の中で、こうしよう。ああしよう。と無限に出てきた節約アイデア。今までの俺は全て3日坊主で終わっていたが、、これよりもハードな節約をあたかも容易にやり遂げている俺がいた。少しこの3年間で大きく変わった事を紹介させてほしい。①食生活今まで:朝食は抜き 昼飯に850円で外食 夕食は弁当等 (計1500円)→これから:朝食は朝マックや牛丼チェーン点での朝食で300円以下 昼飯はおにぎりとインスタント味噌汁を持参。後一品はコンビニで100数円のメンチカツやから揚げなど。 夕食は自炊。適当にラーメンやパスタ、カレーでもなんでもあり。(計600円)②タバコ今まで:1日一箱(500円)→800円くらいのシャグタバコをヴェポライザーという機械で喫煙。ヴェポライザー自体は7000円くらいするが、タバコ代は(月に1600円)になった。③酒そもそも、ぐーたらしゃべって酒を飲む友人との付き合いを辞めた。すると酒を飲まなくなった。(毎月3万円以上の黒字が出た)④仕事スタイル今までは早く帰って遊びたかったが、その思考回路が完全に変化した。三交代制で働いていたので夜間手当が出る夜の組みに率先して入り、なおかつ昼勤務の時は残業を買って出た。⑤電車通勤から自転車通勤駅から近い俺は電車でいったほうが楽だったが(特に雨の日なんか)俺は雨でも晴れでも自転車で行くことにした。そして電車代の手当が丸ごと、俺の財布の中に格納される結果となった。そして俺は体重が70キロから64キロと身長からみる平均体重へと変化していった。例えばボーナスを全額、貯蓄に回すなどと他にもいろいろあるが、重要だったのはストレスが溜まったらムリをせずに、一人焼肉でも一人晩酌でも使う時はパーっと贅沢に使った。だからこそモチベーションをムリなく維持できていたんだと思う。結果・・・余裕で300万円の貯蓄に成功したのです・・・。俺の定期預金通帳の中が300万円を突破したその日。。。俺は2年以上ぶりに町田に連絡をしてみることにした。同窓会の時から最初の半年くらいはなんだかんだと、しょうもない連絡をしていたが貯蓄が形になってきてからは連絡が自然と途絶えていた。町田「久しぶりね。貯金の調子はどう?」俺「明日、仕事いる?っていうか今でも同じ場所で働いてる?」町田「うん。働いてるよ。どうしたの?」俺「明日、定期預金を解約しにいくわ。10時の開店と同時に」町田「え、やめちゃの?」俺「いんや。もう目標達成したからいいんだ。」町田「えまじで?300万貯めたの?!」俺「うん。明日見せてあげるよ」こういって俺は次の日の夜勤明けの日、俺は町だが務める〇銀行〇支店まで赴いた。受付に行き、「町田さんお願いします。定期預金についての相談です」と受付にいうと、101と書かれた番号札を渡され、数分後に「101 5番窓口」と書かれた文字が液晶掲示板に表示された。俺は5番窓口に行ってみると、、3年前とさほど・・・変わらない町田の姿がそこにあった。着ていた制服は少しデザインが変わったのか?そんな気もした。町田「お久しぶりw」俺「うんw じゃ解約の手続きお願いw」町田「現金全部下ろすの?」俺「いや、とりあず普通預金に移してもらおうかなw」町田「わかったw じゃここにカードを差し込んでパスワ
...省略されました。