以前ここでテレクラの話を読んだ。
懐かしいの一言。
俺もメチャメチャハマっていたので、少し経験した話を綴ってみようと思う。
時期は25年程前、俺が20代半ばから後半くらいか。
テレクラを卒業した理由は売りが多くなってしまったからだ。いわゆる援助交際。
その前までは純粋にセックスを楽しみに電話を掛けてくる女性が一定数いたので若さもあり完全にハマった。
給料、ボーナスはほとんどテレクラ店やホテル代に消えたと言っても過言ではない。
俺のテレクラの経験人数はおそらく100人前後にはなると思う。
友人から誘われたのがテレクラにハマる一歩になった。
友人に連れていかれ、システムや電話の取り方を教えてもらったが当時は早取りで全く取れない。
店内はメチャメチャ鳴っているにも関わらず、2時間程の間に2.3本しか取れなかったと思う。(ピークの時には俺はメチャメチャ早くなっていたw)
その最後の一本でアポイントが取れ、半信半疑で待ち合わせ場所で待っていると40歳前後の女性に声をかけられた。
俺が名乗って挨拶すると、女性にこういうのは自己紹介なんてしなくていいと言われた事を覚えている。
そのまま慣れている女性にリードされ、そのままホテルに入り、溜まっていた俺はホテルにあったコンドームを2個とも消費した。
俺が若かったからかホテル代も出してくれ
「まぁまぁだったわよw」
と笑って姿を消した。
その夜友人と再度会って飲みながら報告会。
友人は会えなかったようだったが、俺はハイテンションで喋りまくり、その話を楽しそうに聴いてくれた。
(ちなみに今でもそいつとは付き合いがあり、その当時の事をバラされネタにされる)
そして俺は一人で通うようになっていった。
もちろん会えない事も多いが、慣れてくると女性の反応でなんとなく分かってくるもの。
会う気がないと悟ると、失礼のないように話を切り上げるスキルも身についていくw。
結構多かったテレホンセックスの相手も最初は面白くて上手くなっていったが、とにかく実践にこだわっていた俺はただ悶々とさせられるテレホンセックスに当たるとハズレくじを引いたように感じていた。
でも俺は女性に失礼になるような事は断じてしていない筈だ。
いつのまにか店の人間の様な感覚になっており、女性から掛かってくる電話一本一本に感謝の気持ちすら感じていた。
(実際、掛けてくれてありがとう!とお礼も言っていたw)
そして、そんなテレクラ生活に俺ルールが出来てくる。
待ち合わせの時は自ら分かりやすい場所に立ち、女性から容姿を見てもらい判断してもらう。
そして勇気をもって俺に声をかけてくれた女性に感謝し、どんなデブスな女性でも優しく接し、アポの内容にもよるが必ずエッチをお願いする。
(もちろんやりたくない女性も沢山いた…)
この二つは終始守っていた。
最後に売りと分かった段階で断ることが追加され、テレクラ生活が終止符に向かうことになるのだが…。
まぁそんな事はさておき、とにかくいろいろな女性と経験し、良い思い出が多いテレクラ生活だったが、嫌な事も何回かあった。
先に、嫌な経験というかトラウマになってしまった経験を挙げてみる。
まず真っ先に思い出すのが、身体が傷だらけの本物のドM女性。
これはマジで引いた……。
多分会った中で1.2を争う美人だった。
驚いたのは身体に縄の跡がハッキリと残っている事、お尻や胸にミミズ腫れやまだ新しそうな切り傷?がある事。
おもいきり引いてしまい、間抜けな俺は病院に付き合ってあげると真剣に言ってしまった。
彼女はクスクス笑っていたが、自分の性癖で虐められたいとのことでセックス開始。
俺はチョイS。ケツを叩いたり、軽く手首を縛ったり程度は好むが、女性を痛めつける凌辱ビデオを見ると萎んでしまう小心者。
なので、そんなに荒々しく抱いたことのない俺には満足しないだろうが一応自分なりに頑張ってみることにした。
胸も強めに揉み、少し乱暴に扱ってみるがやはり満足しない様で、顔をビンタしてくれと言われた。
軽くするつもりが結構ちゃんとパシッと入ってしまい、謝ろうか考えていると、もっと強くと言われる。
かなり強めに再度試みるも、全然弱いとのこと。
もう俺のチンチンは冬山にいる様に小さくなっていた。
完全に俺では役不足。
(てかこんなので興奮するやついるのか!)
なんて考えていた。
女性に謝り無理ですと言うと、逆に謝ってくれた。
お詫びにと一万円札を俺に握らそうとしてきてさらに驚いてしまった。
俺はもちろん断りブルーな気持ちで帰り、1ヶ月程テレクラから離れたのを覚えている。
切り替えて俺のドストライクの女性に会った話をする。
実はその女性と会ってテレクラを完全に辞めた。
その頃には電話の9割は売りだったし、取り次ぎ制になってつまらなくなったのでもう潮時かなぁと考えていた時だった。
女性の年齢は30代前半と少し上。話は盛り上がったが俺の感が働き、ただ淋しくて時間潰しに電話を掛けてきたのが伝わってきていた。
ろくな電話も無いし、楽しく話せれば良いかと話に集中した事が良かったのか、盛り上がって結構深い性癖の話も共感できた。
軽く前述したが、俺は身体的な痛みを伴う行為や汚い行為には一切興味がない。
でも変態を自覚している俺は若い頃から現在まで、羞恥プレイが三度の飯より好き。
恥ずかしいポーズをとらせる、撮影、軽い野外での露出など、女性の恥ずかしがる顔や仕草にチョ~~興奮する。
羞恥プレイも突き詰めていくと女性も抵抗が無くなっていき、ただの露出プレイになったりしてしまうが、そこまでいくとまたつまらない。
恥ずかしいポーズをとらせるだけで身体を震わせ、写メのシャッター音に顔を歪ませ、絶対に誰も通るはずがない場所でもスカートを捲り上げられない切ない顔に萌える!
分かっていただけるだろうか男性諸君w。
ヨダレが出てしまった話を戻そう。
そしてこの話をその女性に電話で話してみると、段々と声が色っぽくなっていき、終いには女性自らちょっと会ってみたいかもと言ってくれた。
是非会いたいと頼んでみると、初対面でのエッチは絶対にしないし、その約束を守ってくれるなら話してみたいとのこと。そして今日はダメだが、翌々日は時間を取れませんかと。
もちろん彼女が怖気付いて来ない可能性もあるが、彼女を信じ予定をすっ飛ばして快諾し、要望にも約束した。
そして当日現れた彼女は以前のドM女性に匹敵する美人、というか可愛い系。
どこかのアナウンサーのような雰囲気を醸し出している女性だった。
(こんな人がテレクラに掛けるのかよ…)
びっくりしたが、彼女から電話の方ですか?と声を掛けてくれたので間違いない。
笑顔がとにかく可愛く、漫才師ではないが、声を掛けられただけで惚れてしまった。
ファミレスで話すことになり、俺の驚きをそのまま話すと、また恐ろしく可愛い恥ずかしがり方をしてくれる。
今回の約束は守るとして、俺はどうしても次に繋ぎ止めたくて彼女に良い印象を持ってもらおうと頑張った。
俺は怖さもあったが本名を名乗り、彼女も本当か嘘か下の名前を教えてくれた。
サキ(仮名としておく)との話は完全に私生活の話し。
話半分で聞いていたが、感覚として全部本当の事を言っているんじゃないかと感じ、俺もあとで嘘つきと思われたくなかったので正直に話した。
ドストライクの可愛い女性と顔を突き合わせた状態での下ネタはこちらも緊張してしまい、電話で話した程度に触れるだけで別れることになった。
俺はとても楽しかった事、また是非会いたい事を話し、メールアドレスを渡して帰った。
(無理だよな…無理に決まってる…)
そんな事を考えて布団に入ってウトウトしているとメールが入り見てみるとサキからだった。
俺はもちろん直ぐに返信し、そこから急速にサキとの距離が縮まっていった。
えらく長い話になりそうなのでスーパー簡単に書かせてもらう。
結局次のデートで付き合うことになり、俺の部屋に来てくれ普通に結ばれた。
その後何度も身体を合わせ、可愛いし、スタイルも良く、更には俺の性癖にピタリと合うサキにハマっていった
生理の時も抜きに来てくれるほどフェラ好き。テレクラに掛ける程だからとてもエッチなのも分かり、恥ずかしがりながらもいろいろ俺の要望に応えてくれた。
撮影はさすがにちょっと時間が掛かったがw
結局サキとは3年ほど付き合い結婚直前までいったが、いろいろあって離れてしまった。
多分俺が抱いた女性のなかではスタイル、顔、そしてセックスがダントツで合っていたので、あのまま結婚していたらと今でも少し考えたりする。
まぁサキなら素敵な男性に出会って幸せになっているだろう。
テレクラで会った女性が俺の経験の9割以上になる事は間違いない。
エロかった話しや面白いネタもいろいろあるので、また機会があれば思い出しながら書いてみたいと思っている。