このアパートには、彼の記憶がいっぱいです。
あの温もり、匂い、声、絡めた腕の感触、忘れられません。
身体の相性が凄く良かったから、彼とのセックスも忘れられません。
お互い嫌いで別れたわけじゃないから、なおさら辛いです。
自分たちの事情じゃない別れは、受け入れるのに時間がかかりました。
彼とキスするだけで濡れました。
大きく足を開いて、彼に恥ずかしいアソコを凝視され、舐められ、それだけで逝きそうでした。
フェラチオすると可愛い声で感じてた彼、可愛かったです。
でも、それで突かれると今度は私が声が出て、狂いそうでした。
名前を呼ばれながら髪を撫でられ、愛されている実感の中、意識が飛んでいきました。
お休みの日は、一日中裸んぼで、ずっと抱き合ってる日もありました。
快楽だけでなく、彼に抱かれた感触がまだ残っています。
朝、目覚めたとき隣に彼がいた幸せ、朝から抱かれて余韻に浸る・・・至福の時間でした。
タンスを開けると、たくさん買ったコンドームが・・・これ、どうしましょう。
別れて半年が過ぎました。
もし再会したら、いろいろ話したいこともありましたが、もう1週間で私はここを出ていきます。
できる事なら、彼の記憶もこの部屋に置いて行きたいです。
でも、心の中には彼と彼のセックスが永遠に生き続けそうな気がします。
私はこの街を遠く離れて、彼とは完璧に終わって、私たちはそれぞれ別な道を歩いていきます。
これで本当に、さようならです。
どうか、ずっと元気でいてくださいね。