実体験・数日前の話。
男性の私は、海外出張から帰宅して疲弊してた。
疲れからか体調不良。
自宅近くのコンビニへ飲み物を買いに行こうと外出した。
場所は都心部近くの住宅街。
時間帯は深夜1時ごろ。
いつものコンビニへ続く1本道を歩き、私は夜風を感じつつ散歩気分で道を進む。
すると30mほど先、住宅街を通る静かなアスファルト道路の真ん中に黒い影が見える。
行き先の先に見えたので、ゴミ袋か何かかと思い近寄っていく。
よく見ると女性だ。しかも年齢は20代後半くらいの。音はない。
orzの体制で、動かない。
酔っ払いだろうか。。
流石に道路の真ん中は、深夜といえども、いや、深夜だからこそ影になって、車からは見えづらく危険だ。
でもなぜ道の真ん中に...?
普段なら面倒で声をかけないが、この時は道の真ん中という事とあり、道路袖から距離を取って声を掛けてみた。
「大丈夫ー?」
「うーん、だいじょぶー」
返事がきた。
しかし、目は空いていない。
私はすぐにそれが酔い潰れ、力尽きた女性だと分かった。
これまで何人も呑兵衛女性の介抱をしてきた私だから分かる。
彼女は反応はするものの、道の真ん中でorzの体制になっていることに無自覚であるようだった。
状況を察した私は
「大丈夫ならこっちこよ。道の真ん中だから、端っこきなよ」
このように伝え、彼女を道端へ移動させ、安定したら目的のコンビニへ行こうと考えた。
いつもの元気な私なら、目の前に酔い潰れた女性がいたら、淫らな妄想も湧いたが、私は心底疲れていた。
声をかけると気の抜けた声で返事をしてきた。しかし、どうも動かない。
と思うと、スッくと立ち、こちら側へ寄ってきた。
(千鳥足酔っ払いガール...)
その時私はその後のことに起こる事は全く予想していなかった。
家を出てすぐの出来事だったため、ここで時間にして3分くらい。
彼女は「???ここどこ?」と話していた。
「ここはね〇〇駅から徒歩5分のとこ。お姉さん家どこ?わかる?」
「わかんない~けどわかる」
要領を得ない返事が繰り返される。
ここで私は彼女と共に、彼女の自宅へ送り届ける決意をした。ここまで泥酔してる女を道においていくのは危ないし、まあ仕方ないな、といった感じで。
気づけば彼女は地べたに座っていた。
「いくよー」というと
彼女は手を差し伸ばしてきた...
続く
(続き希望あれば書くよ)