これは8年くらい前の話しでして…
当時私はとある製造メーカーの総務部に勤務しておりまして…そこで主に人事労務と営繕…そして安全衛生等の仕事を受け持っていたんですが、そこで所謂パワハラ的な事が我が身に起こりまして…(まぁ、この話しは面白い話ではないので割愛しますね♪)で、精神的に凄く不安定になりそうになってしまったんです…この私が…(笑)そこで、思い立ったのが「何か凄くくだらない事をしたい!」「とにかく自分を解放したい!」そんな思いでいっぱいの時に『ハプニングバーの存在』を知ったのです…しかも運が良いのか悪いのか、勤務先と自宅の途中をちょっと寄り道すれば行ける位置に店もありまして…どんなところだかわからないけども、雑誌に書いてあるような事が本当に起こるならば自分も弾けられるかも知れない…そんな淡い期待を持ちながらその店へ向かって車を走らせたのです。
店の近くの駐車場に車を置き、店の入り口に着くと店は階段を上がって2階にあると看板に書いてありまして…その看板の前を何度も行ったり来たりウロウロし…いよいよ意を決して2階に上がり始め階段を数段登ったところで店内から何やら楽しそうな笑い声が…その声を聞いた瞬間、何故か私の中に「無理無理、やっぱり無理!」という気持ちが瞬間的に沸き起こり、なんと私は登ってきた階段を逆戻りに降りていき、そのまま車に乗って帰ってしまったんです!!
実は私のハプバー初訪問は、こんなチキンな幕切れだったんですよ(^^ゞ
しかし、帰宅途中の車の中で「何で楽しそうな笑い声を聞いただけで帰ってしまったんだ…俺もその輪に入れてもらえば良いじゃないか!」そんな自分が情けなく思うと同時にこれじゃぁ駄目だ!と、帰り道の途中で店に電話し「初めてなんですけども、明日伺いのですが…」と初入店の際の必要事項を教えてもらい、改めて「では、明日伺わせていただきますので、よろしくお願いします!」と、まるで取引先にアポイントをとるような感じで翌日の訪問を予約をし…そして翌日…
前日と同じように緊張はするのですが、予約したんだから…と自分を鼓舞し…昨日は登りきれなかった階段を一気に駆け上がり…一度深呼吸してから、運命の扉を勢いよく開けたのです!
つづく