誰にも言えない体験を書かせてください。
ちょっと遠くまで買物に行った帰り、わざとあの電車に乗りました。
満員電車で痴漢さんが多いあの電車…
服装は痴漢さんが好きそうな、ミニスカートにTバック、上は前ボタンのシャツ一枚。
露出が好きな私は、ミニスカートのウエスト部分を一回まくり丈を短くし、シャツのボタンを上から3つ開けて。
電車に乗ると、期待通りの混雑度。電車が揺れる度に、周りの汗臭いおじさん達のバッグや腕が身体に当たる。
この臭い好き…
誰か、この変態女に気付いてくれないかな…
周りを見渡すと、ひとりの男性が直視している。
いた…痴漢さん。。
痴漢さんだと確信した私は、一歩ずつ近づく。電車がかなり揺れて、一瞬誰かの爪先で躓きそうになったその時、彼が私の右腕を掴み吊革を掴ませた。
私は嬉しくて、頬が紅潮した。何もしなくてもされなくても、彼の視線で身体は熱くなり息が荒くなってくる。
しばらく眺められてから、彼の指先がスカートの裾から入ってきた…
すかさず目をつぶって、寝たフリをする。
元々痴漢プレイが好きで、周りに気付かれないように無表情でやり過ごすことに慣れていた。
この時も、彼の視線と指先が下着の中や乳首を刺激していたけど、表情は変えず電車の床に踏ん張って立っていた。
下着が生温く湿ってくる…
どうしても痴漢さんの腕が見たいと思い、我慢できずに目を開けると、目の前の座席に同世代の女性が座っていた。
この女性、私が痴漢されていることに気付いていると感じ、女性に視られる惨めさがたまらなかった…
ねえ、見て。私、痴漢されてるのに感じてしまう変態女なの。
声に出して、その女性に言いたかった。
耐えられずに、次の停車駅で降りようと思った。
トイレに行こう…
彼が耳元で囁く。
え!?、、
びっくりしたものの、ドキドキ感は増す一方。
知らない駅で電車を降り、足速に歩く。彼が付いてくる。
たまらない…もう果てそうなくらい興奮していた私。
これは、トイレではつまらないと思い、改札口を出て人混みの無さそうな裏路地を探した。
すぐに良さそうなスポットが見つかった。ビルに挟まれた裏路地。
立ち止まり振り返ると、腰を掴まれ片手で口を覆われる。
付いてきてくれてた…
彼の高まる鼓動が聞こえる。興奮し過ぎて、身体が震える。
スカートをたくし上げられ、下着を脱がされる。
私は、彼のズボンのファスナーを下ろし、硬くなった男性のモノを自分のおしりに押し付ける。
ありがとう…
彼が囁き、私の中に入ってくる。
貪るような腰使い。
10分もしない内に、私も彼も絶頂を迎えた。
ありがとうございました…
そう言って、下着を履かせてくれた。
私も彼にお礼を伝えた。
こんなに興奮したのは、初めてです。
本当に、ありがとうございました…
そして、お互い別方向へ歩き出し、私は振り返ることなく駅へ急いだ。
これは今でも夢にまで出てくる、最高の体験でした。
今もどこかで、痴漢していますか?
あれ以来、私は同じ電車に乗っていません。
痴漢さん、人生で一度きりの体験ができたことに感謝しております。
拙い文章でしたが、最後まで読んだくださりありがとうございました。
普段は、ナンパにも付いて行かないつまらない女ですが、どこかでスイッチが入ると変態女になります。