最高のエッチ体験告白

もう１０年以上前に、わたしが不倫をした話しです。


わたしは、銀座が本店の、全国に店舗を持つ某会社で働いていました。
当時、２７歳、結婚して３年目でした。


そのころ、会社は売上げが減少し、もうすぐリストラがあるらしいという噂が、
社員の間でささやかれていました。
そして、ある日、部長が独身の女性社員に、合コンを企画したから参加するように
と言いました。部には、私以外に５人の女性がいて、その５人は全員独身でした。

部長は、リストラで無理矢理辞めさせるなら、結婚相手を見つけてあげようと
思ったようなのです。また、そうして辞める女性がいたら、リストラにあう
男性社員も減るだろうと。

当日、１人が風邪をひいて会社を休んでしまいました。
それで、人数合わせのため、私が独身と偽って参加することになったのです。
偶然なのですが、その日は主人が出張で、家に早く帰る必要もなかったのです。


場所は、おしゃれなイタリア料理の店でした。結婚して以来、そんなおしゃれな
店に行くこともなくなっていたので、わたしは、店の雰囲気だけで
独身気分がよみがえってきて、少し楽しくなっていました。

男性は、４人が先に来ていて、１人は遅れて来るから・・・と、
合コンが始まりました。男性は全員、某都市銀行の社員でした。部長は、
その銀行からの出向だったので、そのコネで集まった人たちでした。
わたしは、１番端の席に座りました。


３０分以上過ぎ、場もほぐれてきたころ、遅れていた男性・Yさんがやってきました。
会議が延びてしまってと謝りながら、空いていた私の前に座りました。
身長が高くて、体にぴったり合ったスーツを着た彼は、イケメンでした。

合コンは、ゲームをしたり悪ふざけすることもなく、ただ食べて飲んで話しを
しているだけだったのですが、Yさんは特に静かでした。
時々、わたしをじっと見て笑いかけてくるので、ドキドキしました。


時間が経ち、次はカラオケに行こうとみんなが言い始めて、わたしは、
他の女の子たちに「がんばってね」と言って、そこで失礼することにしました。

地下鉄に向って歩いていると、Yさんが後ろからわたしに追いついてきました。
「ぼくも帰ります」というので、なんとなく並んで歩いていると、突然、
「よかったら、もう一軒行きませんか。まだ早いことですし・・・」


既婚者としては、帰らなくてはいけないのですが、正直、Yさんはわたしのタイプでした。
それに、主人が出張でいないということもあり、心の隙に魔がさしたとしか思えないのですが、
その時は、そのまま独身のふりをして彼についていってしまったのです。


結局、その後、２人でたくさんお酒を飲み、終電を逃して、ホテルに行きました。

初めての浮気に、心臓がどきどきしました。
会ったばかりの男性とホテルに入るのも初めてだし、
悪いことをしているという背徳感、独身だと嘘もついているし、
でも反面、主人以外の人に抱かれるという期待感もあります。

合コンで知り合ったということで、Yさんのことを軽く考えていたの
かもしれません。イケメンだから、きっとこういうことも慣れていて、
遊びですませられるんじゃないかという気持ちもありました。

いろんな気持ちが一度に湧いてきて、その時は、すごく興奮して
いたと思います。

続く