前回書いたものへのコメントに「書き続けてください」ってあったので、気をよくしてまたまた書いちゃいます。もしかしてもう飽きてきた?まあ、懲りずに読んでください。
よかったら前々回と前回のものも読んでない人がいたら読んでほしいな。
部長の奴隷になった私は、あれから体も、それからM属性もますます開発されています。
そんな私の、これは数日前の話。
いつものように私を抱いたあとに、優しく私を撫でてくれる部長に(プレイ自体は相変わらず激しく淫靡なものだけど終わったあとは本当に紳士で優しいの。そういうところがたまらなく好きなんだけど。)腕枕されながら聞いたのね。“少ない経験だけど、今までの男の人とは全然気持ちよさが違うんだけど、何かコツみたいなのがあるの?それとも私は特別感じやすい方なの?”って。部長の答えは、これは自論だ、経験則だとの前説があったうえで、まず強く感じることのできる女性には二つの条件があるそう。身体的なものと、精神的なものだって。
まず精神的なものの話をしてくれたんだけど、部長の表現で言うと「羞恥と恐怖の壁が低いこと」。
女性の多くはセックスのときに完全に相手に心を委ねることも、快楽に心を持っていかれるような恥ずかしい姿を見られることも躊躇してしまうそうで、この羞恥心を取り除かないとなかなかセックスに没頭できずに、本当の快感の前に自分で自分の感度にシャッターを閉めてしまうとのこと。そして恐怖の壁は、まだ未知の快楽の世界に慄き、これ以上気持ちよくなるのは怖いって感じてシャッターを閉めてしまうこと。これらの壁が高くて、乗り越えられない女性はなかなか強い絶頂の世界に辿り着けないって。
だけど、私の場合はこういう関係になる前の部長に対する「抱いてください」とかの申し出を聞いて、「もしかしたらこの娘」って思ってたらしい。で、実際抱いてみたらビンゴだったと。部長の言う“壁”が低いらしく、セックスや快楽に没頭できるタイプだって、私。嬉しいような悲しいような・・・。
んで、もうひとつの身体的条件のことを説明してくれたんだけど、強い快感の元はポルチオっていう子宮口のところとその一帯を重点的に刺激することで起きるらしいの。でも、普通若い女性はここをいきなり強く刺激すると痛がる娘が多いそうで、私の場合はここが素質だって部長は言ったけど、最初から私は痛くはなくて気持ちがよかったわけ。部長いわく、時間と手間をかければ大概の女性はポルチオでイカせる自信はある、けど最初からこんなに強く感じることができるのは一種の才能だって。セックスするために生まれてきたような女だ、って言われてまたあそこがキュンってしちゃった。
で、知識があまりない私はそのポルチオについて詳しく聞いてみたのね。そしたら、多くの男がセックスと女性の体について勘違いしている、奥をガシガシ突けば女性が感じるってAVの見過ぎで思い込んでいる男が多い、突く(たまにはそういうのもいいらしいんだけど)んじゃなくて、部長曰く「押す、擦る、揺らす」だそう。具体的な説明として私の掌を出させて、部長はそこに人差し指を曲げて尖った関節でダンダンって叩いてきたの。これが「突く」状態のこと。デリケートな女性はお腹が痛くなっちゃうらしい。確かに掌に強い衝撃を感じたの。で、「押す」は掌に指を当てて、“こうやって気持ちのいいところをグッグッって押し込んでやると衝撃や痛みは感じずに気持がいいんだ”って。同じく「擦る」も指で掌をスッスッてなぞって、こうやってポルチオを擦るんだって。これはすごっくわかり易かった。確かにこれだとガンガン突くより気持がいいはず。で、最後の「揺らす」ってのも掌使って説明してくれたんだけど、指を押し当てて、その指を高速で動かしたの。これも、“ああ”って思った。
それと女性側の条件とは別に男性側の条件もあるって。で、実際の部長のもので説明するからフェラして大きくしてくれって言われて。私、部長のが大好きだからほんとはセックスしてないときでもいつでも舐めたいって思ってるんだけど、お許しが出たから一生懸命フェラしちゃった。で、大きくなった部長のものでいろいろ説明してくれた。
まずポルチオに届く長さがないと駄目だって。それとある程度の太さ。女性が“満たされてる”って感じることができる太さは、よりイキやすい精神状態を作れるらしい。それとポルチオを擦るための形。カリって言うの?先っちょが小さくて段差があまりないオチンチンだと気持ちのいい擦りができないって。それとポルチオにあたりやすいオチンチン自体の形。まっすぐなオチンチンより反ってるオチンチンのほうがあたりやすいらしい。
そういう説明を聞いたうえで部長のものを眺めると「なるほど」って思っちゃう。まず長さ。その時は長さを図ったわけじゃないけど、だいたい18センチから20センチくらいかなって感じ。もちろん今まで抱かれた男性の中で最長。で太さだけど、先っちょの一番大きいとこで5~6センチかな。これも今まで最大なんだけど、部長曰くこれはあまり太すぎてもよくないらしく、痛くない程度の圧迫感を与えられる太さがいいんだって。そしてカリ。なんだかキノコみたいにカリが張り出していて、詳しい説明を聞いたあとだったから「ああ、ここで擦られるんだ」って胸熱になっちゃった。形は・・・まるでバナナ!グーッて反り返ってバナナっていうかブーメランみたい。これ初めて入れられたときに「マンコの形変わっちゃう!」って思ったこと思い出した。
部長のオチンチン、ジーって見てたらなんだかすっごくまた欲しくなって。酔ってないのに目がウルウルしてたらしく、部長にすぐ気づかれた。スッと立ち上がってオチンチンで私の顔をペシペシって。屈辱的なはずだけど、私は変態ドMだから頭が真っ白になってきて「お願いします・・・」って言っちゃった。そしたら部長が「じゃあ、ポルチオ実地講座だな」って。
まず私をクンニで一回イカセた。「一回こうやってイクと子宮口が降りてきて擦り易くなるんだよ」って説明付き。既に部長はいつもの私を苛めるときの妖しい表情になっていた。でも毎回抱くたびにクンニでイカせてくれるのはこういうわけなのね、いわゆるルーチンワークだったわけね、ってひとりごちてしまった。
ヌチャヌチャになった私のマンコに部長の反り返ったオチンチンがゆっくり入ってきた。まるでその太さに馴染ませるように。そして私の入り口のちょっとだけ奥のところをオチンチンの先っちょで擦りながら「ここがGスポット。お前のはザラザラしていて気持ちがいいんだよ」って。恥ずかしいな。
しばらく擦られてると急に快感曲線が上がって私は一回目の中イキ。でもいつも奥をグリグリでイクときよりは柔らかな快感。それでもすごっく気持ちがいいんだけどね。部長のは反りがすごいからそこによく当たるの。
で、いよいよポルチオだよって言って、「まずは押すね」って。一番奥まで入れて斜め上?かな?にグーッて押してくるの。すごい充実感。すごい快感。だんだんスピードを速めてきて、私はいつものあの体中が震えだすような強い絶頂感に襲われた。「まず一回目のポルチオ絶頂ね」冷静な声で部長が私に話しかけてくる。受け答えできる余裕は当然ないんだけど。
「次は擦るだ」そうそう、これが私が部長に突かれてる!って思ってた動きで、部長の腰のストロークが押すよりも長く、さらに力強く速いの。この形がより刺激しやすいって言って、私の体を部長の腿の上に乗せて、私のヴァギナの上の方のGスポットからポルチオまでを押して擦って引いて擦って。部長の大きく張り出したカリが気持ちいいところを擦り上げてるのがよくわかる。押されてるときの数倍の強い快感に、私の体はいつものようにイキまくってビクビクと痙攣しだした。体がバラバラになりそう。目がチカチカしてくる。「仕上げは揺らす。お前の今の状態ならちょっと子宮揺らしただけですぐイッチャうはずだ。そうだろ?」って言いながら、ピストン運動から腰をグラインド?グリングリン動かして。前、後、右、左、回すような動き、小刻みなピストン、多彩な動きで、確かにどう動かされてもすぐにイッてしまう。息がうまくできない。背骨が痛い、エビ反り過ぎて。意識に膜が張ったみたい。自分が自分じゃないみたい。ずーっと快感曲線が上がったまま。
「はい、これで講座は終了」邪気のない笑顔で部長は言って、また腕枕してくれた。
結局短い15分くらいの間に何回もイカされて、私はまたしても足腰立たなくなっちゃたの。いつものように終わってからもしばらくピクピクする感じが残って、寝返りしたりするだけでゾワッて快感が襲ってくる状態に。何だか自分の体の中を素手で触られてるような、裸はもちろん神経のすべてまで曝け出してしまったような感じに、変態ドMの私は嬉しくて震えたの。ああ、私は部長のもの、部長からすべてを見透かされてる、それが幸せって部長の腕の中でほんとにそう思えた。
終わってしばらくして、冷静になってきた私はふと考えたことをきっかけに嫌な思いにとらわれてしまった。部長に聞こうかどうしようか迷ったけど、このモヤモヤしたままで何日も過ごすのはイヤだったから思い切って聞いたの。「ねえ、あの娘たちも最初からこうやってイカせたの?そもそも何回くらい抱いたの?」って。中島と小西に対する嫉妬のドス黒い炎がまたしても復活してしまった。部長曰く、正直に言う、それぞれ7回くらいずつ抱いた、二人とも1回目のときに少しポルチオを刺激したけど痛がった、だから1回目から3回目まではクリトリスとGスポット中心でイカせて、あとはポルチオ開発に時間を割いた、4回目で痛がらなくなり5回目でよだれ垂らしてイキまくるようになった、そこで私に発覚した、あの二人は私ほど恵まれた素質は持っていなかった ・・・・やっぱりモヤモヤが消えない。だって5回目にあの気持ちよさをある程度は知ってしまったあと、更に2回も抱かれてイカされまくったのなら、簡単に部長とサヨナラできたのかな・・・?って。実際私はできなかったから、縋ったわけだし。
部長の答えは、二人にはきちんともう抱けないと話しをした、でも今も二人からしつこく迫られている、あれから二人とはそういうことはしていない、何とか逃げることができてる、これからもあきらめるまで逃げとおす って。
7回も抱いたって。私を抱きながら他の日に7回も・・・。部長に悟られないようにこっそり泣いた。でも終わったことなら心に折り合いをつけるしかない。でも・・・あの二人はほんとにあきらめることができるのかな・・・。それくらい強烈な体験のはずだけど・・・。こういう人を好きになってしまったからしょうがないけど、本当はもっと安心できる恋愛のほうがいいのかもしれない。でも・・・すでに私の体と心は部長に合わせて開発されてしまった。きっと普通の男じゃ満足できない、 なんてたくさんのネガティブな考えに心が埋め尽くされてしまった。
さっきまでの多幸感はどこかに飛んでいってしまったかのよう。そんな変なこと考えながらいつの間にか部長の腕枕で眠りの淵に堕ちていった。
これが数日前のできごとです。
あれ?ここって「最高のエッチ体験」だったよね。気持ちよさは最高だけど、もしかしたら私は抜け出せない淀みの中にいるのかもしれない。
だとしたら最低だよね・・・。