ゆっくりと長く唇を重ね舌を絡めるたびに躰に電気が走る。
右手は胸を愛撫し、ブラウスのボタンを外した。ブラの中に指先が侵入してくると、すぐに乳首を捉えた。
「もう固くなってるよ」耳元で彼が囁く。
恥ずかしくて身をよじると乳首を弄って刺激してくる。
「あっん…」
声が出てしまった。
彼は見逃さない。
「エッチな声だしちゃって、どうしたの?感じちゃうの~?」
恥ずかしい言葉で苛めながら、愛撫を続ける。
時々、フレンチキスを首にしながら。
「なんか淫れてるよ~エロいなぁ~いいよ、声だしちゃいなよ…」
いつものイジワルな言い方が悪戯に拍車をかけて、エスカレートしていく。
「どれ、どれ?」
スカートを捲り上げ手をパンティに延ばす。
「もう濡れてんの?」
少しも躊躇せず指先はパンティの中へ。
ピチャピチャと彼の指が私の中で音をたてる。
「イヤらしい音がしてるよ~嫌じゃないでしょ~」
私は喘ぎ声を出さないように抑えるのが精一杯。「ほら、イヤらしい音、ちゃんと聞いてごらん」言葉では苛めてるのに、指は躰を撫でつけるように優しく包む。
そのバランスが絶妙で、心地よく感じてしまう…。「舐めていい?」
クリトリスを大きな音が出るように舐めてきた。
「いやぁぁん」
「イヤじゃないでしょ、キモチいい癖に。俺のも喰わえて」
彼の大きくなったものを口に喰わえた。無我夢中で吸ったり舐めたり…。
「いいよ~キモチいい」
口から出して手早くゴムを付けた彼。
「入れるよ~」
ゆっくり挿入された彼。
今、彼と繋がってる。
ずっと大好きだった彼と一体となってる。そう思うとフワフワ浮いているようで、このままトロけてしまう幸せを感じた。
私の躰の中で、彼のモノが脈打つのを感じる。
「あっ、ダメだ。
イキそう。先にイッちゃうかも~」彼がキモチよさそうなのを見て、しがみついた。
フッと彼の力が抜ける。
しばらく抱き合ったまま、キスを繰り返した。