その先輩夫婦に子供はなく、先輩は45歳、奥さんは32歳と歳の差夫婦だった。バンガローを二棟借りたのだが、バンガロー同士が屋根と床で繋がっており一体の作りになっている。バンガローとバンガローの間の床にはテーブルと椅子が備え付けられ、そこで炊事や焼肉などが出来るようになっていた。昼過ぎに到着し、大人四人特にすることもなく、自然を満喫しながらビールで乾杯した。その日の最高気温は32℃・・・。男連中は短パンにTシャツ、そして先輩の奥さんもホットパンツにノースリーブという露出度の高い服装をしていた。奥さんはスレンダーで美人タイプ・・・胸もそこそこ大きそうで、おそらくD・・・下手するとEはあるのではないか?と思えるほど立派な胸も持ち主だ。「ビールのおかわりはいかが?」などと笑顔でビールを差し出す奥さんに俺はドキドキしていた。夕食はお決まりの焼肉・・・。男共が炭を起こし、奥さんは野菜を切る。昼真っからのビールが効いて、皆程よく酔っていた。奥さんもかなりの酒豪で、ほとんど俺達と同量の酒を飲んでおり、初対面の質素な雰囲気はどこ吹く風・・・と、いうようにご機嫌の様子だった。下ネタにも臆することなく対応し、やはり女も30を超えて人妻なら恥じらいもなくなるのかな?と思わせた。買い過ぎた肉は半分余らせる結果になり、ビールはとっくに底をついていた。チューハイに移行してから、ますます会話は過激さを増し、立つと足元がおぼつかないほど皆酔っていた。先輩の夫婦生活の話や、二人のなりそめなど、話題の中心は常に先輩夫婦のことに終始した・・・なにせ、二人は結婚2年目で、まだまだ新婚と変わらないからだ。そんな話題に先輩も満更でもないらしく、二人の秘密の秘め事などを自慢げに話したりする。その度、奥さんに叱られる先輩は幸せそうに見えた・・・奥さんと二人きりになるまでは。夜も更け、気が付くと12時を回っていた。後輩は先輩に散々飲まされたお陰でつぶれてしまった。先輩も一人で歩けないほど酔っていたので、奥さんに連れられバンガローに入っていった。俺はそこそこペースを落としていたので、まだ平気だったが、このまま一人で飲んでもしょうがないので後輩の眠るバンガローへ入った。寝袋に入るが、先輩の奥さんを思い起こし、妙に気持ちが昂り興奮している・・・。下の方が疼く・・・手を伸ばすと半分勃起していた。後輩はグッスリ眠っているし、このまま抜いてしまおうかな?という衝動に駆られる。右手で股間を悪戯していると、いつの間にか完全に勃起してしまっていた。悶々とした時間が流れる・・・。何度も眠ろうと寝返りをうつが、目は益々冴え、奥さんの姿が頭に焼き付いて離れない・・・。ホットパンツから伸びる熟れた太もも・・・突き出たバスト・・・胸元から微かに覗く谷間・・・そして髪をアップにしたせいで露出した汗ばむうなじ・・・。そして彼女は人妻だった。なんであんなにエロいんだろう???カチカチの息子は納まる気配を感じさせない。このままでは眠れないな・・・俺は寝袋から抜け出し外へ出た。先輩夫婦が眠るバンガローの電気は既に消えていた。テーブルの上にはビールと缶チューハイの空き缶が散乱している。周囲を見回すと、他の宿泊客はバンガローに引っ込み、中で過ごしているようだった。散歩でもしようか・・・俺はそう考え、自分達のバンガローを後にした。こういう場所で一人暗闇を歩いていると、ある種の期待感を持つ。もしかしたら、俺と同じような状況の若い女性が散歩などしていないだろうか?そんな有りもしない期待を胸に抱く。特に目的もなかったが、トイレのロッジへ向かう。途中、子供の手を引いた男性とすれ違った。用を足し、再び暗闇へ出た。周囲を見回すが人の気配はない・・・。ふと20mほど先にキャンプファイアーの広場があり、そこに丸太で作ったベンチが目に入った。俺はそこへ向かった。ベンチへ腰掛け、ポケットからタバコを取り出すと火を点けた。吸い込むたびにタバコの先端がほのかに燃焼し、若干周囲を明るくする。三口ほど吸った時、遊歩道をこちらに向かって・・・正確にはトイレに向かって歩く人影を発見した。何気に人影を目で追うと、どうやら女性らしい。どことなく足取りがおぼつかず、酔っているのは明らかだった。しかも、体型的に見覚えがある・・・。どうやら先輩の奥さんらしかった。
...省略されました。