はじめまして。
私は20代のOLです。
あの日、いつものように行きつけのpubに遊びに行きました。
お気に入りの店長(雇われなので歳は近いです)が目当てでした。
散々飲んで酔い潰れた私がpubのソファーで横になっていると、友達は終電で帰りたいらしく先に帰ってしまいました。
店長(M君)に休んでていいと言われ好意に甘え私はソファーで寝て、ふと目が覚めたら周りに誰もいなく焦って起きるとM君が後片付けをしてました。
「ごめん、ねちゃった」
「愛里はこの後予定あるの?」
「まさか、ないよ~」
「飯行かね?」
突然言われてビックリしましたが、嬉しかった私は即答でOKしました。
後片付けを手伝い、銀行の深夜金庫に売上を預けてからチェーン店の牛丼屋へ。
カウンターで並んで食べてるとM君が言いました。
「愛里と飯行ったの内緒な」
「どうして?」
「客と飯食ったのバレたらバイトに示しがつかないから」
「そっか…わかったよ」
「今度は、いい店にするから」
「今度もあるの?」
そう聞くとM君は意味深に笑い答えてはくれません。
食べ終わるとタクシーを停め相乗りしました。
私はまだM君と離れたくなくてタクシーの中で駄々をこねました。
「ごめん、俺、眠気限界…アパートに帰る」
M君は目を閉じて言います。
「…アパート行きたい」
思いきって言うとM君は薄目を開けて私を見ました。
「愛里マジで言ってんの?」
「…うん」
あとに引けなくなった私が頷くとM君はまた目を閉じてしまいました。
アパートに近づくとタクシーの運転手さんが声を掛けM君は起きて「ここでいいです」と告げ支払い降りてしまいました。
運転手さんに「お客さんはどうしますか?」と聞かれ戸惑ってるとM君に「降りたら?」と言われたので、とうとうM君のアパートへ…
M君の部屋はアパートの2階で私はドキドキしながら、後をついて登りました。
M君の部屋は広めのワンルームでシンプルでスッキリした部屋でした。
「悪い…俺寝るから適当にシャワーとか使って」
そう言うとM君は、ベットに横になり寝てしまいました。