仕事で帰りが遅くなり、十一時頃に乗換え駅で慢然と電車を待って居ると、向かえのホームに停車しているホームから誰かの眼差しがして仕方有りません。「知り合いが居るのかな?」と探して見ると、見掛けた事の無い二十代中場の女性が僕にニラメッコする様にじっと僕の目を見つめているんです。僕も面白い半分にニラメッコのお返し。中々発車せず、ニラメッコは長く続きます。経験した方で無いと判らないと思いますが、痺れる様な興奮が身体を痺れさせます。しかし、残念ながら彼女の乗った電車は動き出し、最後に「ニコッ」っと微笑みを浮かべ視界から外れてしまいました。
その程度の話なら何処でも有るかもしれません。
もう、そんな経験を忘れてしまった一月程後、いつも電車の向かえの席にその彼女が座っているでは有りませんか?あれ程長くニラメッコしたので、顔は間違え有りません。一瞬で僕の下半身は硬くなっています。またニラメッコ突入。彼女も視線を外しません。急行ですので駅間の距離も長くホームでのニラメッコより、ずっと長い時間です。痺れる様な陶酔。僕のアソコは極限まで大きくなっています。ふと、視線を外すとミニスカートの彼女は座った爪先を上げ、僕に白いパンティを見せてくれます。パンストの縦の線がイヤらしく僕を挑発します。目線は彼女の目と股間を行ったり来たり。他の客には変な男に見えたでしょう。でも、その時は、そんな事は頭に無くセックスの衝動に耐え切れ無い位でした。ふと、駅に着き僕の隣に座っていた人が達、空いた車内には空席が目立ち始めました。また彼女に目線を送ると、ホームで見せたあの微笑み。「彼女も降りてしまうのかな?僕も乗換えだし…。」しかし、違ったのです。僕が席を立つ直前に目の前にあのスカートが塞いだのです。「前に、お会いしましたね」女性からのアプローチです。気の弱い僕は「はぁ」と言うのが精一杯。本当は喉がカラカラで声が出なかったのかも知れません。一緒にに電車から降りて、「何か言わないと」と思った時逆に彼女から「お時間有りますか?」と僕が言うべき言葉。「はい、大丈夫ですよ」と今度はちゃんと答えられました。大胆になれた僕は彼女の手を取ろうと右手を前に出すとスンナリ手を繋いで来ます。一瞬売春婦かな?と疑いを持ちましたが、「えいっ、儘よ」と興奮に身を任せました。
探るつもりで「お食事はまだですか?お茶でも飲みますか?」と尋ねても、「お腹一杯」「もう喫茶店なんか開いて無いわよ」