「めっちゃ久しぶりやーん^ ^元気?」
「おー、元気やで。でも今急いでるから!」
「あ、終電?ウチも駅行かなアカンねん^^;」
そう言って3人で駅に急ぐ。
「あれからどうしてんのー?」
「何も変わらんよ、普通に仕事してる」
「そうなんや^ ^なぁなぁ、ウチなんか変わったと思わん??」
「え・・・わからん。」
「もー!なんと・・・玉取りましたー^ ^」
「おい!後輩もおんねんから、そういうこと言うな!」
「あ、この子たくまの後輩なん?たくまもイケメンやけどこの子もめっちゃイケメンやーん^ ^」
「せやな」
「あ、じゃあウチあっちの線やから^ ^今バーのママやってんねん、また来て?ほなねー^ ^」
そういってサオリは小走りに去っていった。
りょうと2人になり、少しの沈黙の後
「さ、俺らも行こか」
「いやいやいや!先輩!今の人誰ですか?元カノさんとかですか?」
「いや違う」
「本当ですか?すごく仲良さそうでしたけど??」
「まぁな」
「・・・怪しい。でもめっちゃ綺麗な人でしたよね!」
「でもあれ男やで。」
「・・・え!?」
そんな話をしている間に終電は行ってしまった。
「もうこの際飲みに行きません?奢りますよ、今日のお礼に。」
そう言われ2人で居酒屋に。
そこで根掘り葉掘り聞かれ結局口を割ってしまった。
「え!?あれニューハーフなんですか!?やばい・・・普通に女性やと思いました・・・だから玉取ったとか言ってたんですね」
「な?めっちゃ綺麗なってて俺もビックリした。」
「バーのママやってるって言ってましたね、そこで出会ったんですか??」
「いや、風俗。」
「・・・え?」
「あ・・・。」
「先輩、ニューハーフの風俗行ってたんですか?」
「・・・」
そこから妙にりょうの食い付きがよくなった。
どんなことするんですか?竿はあるんですか?等色々質問攻めにあった。
「こんなとこでする話じゃない」
とはぐらかすと、自分の家で飲み直しましょうとなった。
タクシーでそこから2駅先のりょうのアパートに半ば強引に連れて行かれ、今日は泊まっていってください、と酒とつまみを用意された。
それから2人で酒を飲み、さっきの続きと言われ質問攻めに。
俺は酒の力もあって全てぶっちゃけた。
過去のおっちゃんとのことまで・・・
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