次の日から俺はクラブを休んだ。
とにかく気まずかった。教室でも無視した。
シュンは始めは戸惑っていたがすぐに話もしてこなくなり、休み時間は自分の机で窓の外を眺めていることが多くなった。
俺はどう接したらいいのか分からなくなっていた。
クラスメイトからは喧嘩でもしたのか?と聞かれたが否定してスルーしていた。
そんな日々が2週間ほど続いたある日、クラスメイトからシュンが更衣室で襲われていると聞いた。
時間は下校時、慌てて更衣室に行くと更衣室は中から鍵がかけられていた。
中からはシュンの声と他何人かの声がする。
その更衣室は水泳部専用の更衣室だったので職員室まで走ってスペアキーをとってきて開けた。
中ではイカニモな奴ら3人がシュンを羽交い締めにしていた。
シュンの服は剥ぎ取られており全裸、そして無理やりフェラさせられそうになっていた。
俺は何も考えず3人をボコボコにした。
そしてつまみ出し中から鍵をかけた。
シュンは床にへたり込んで泣いていた。
俺は制服の上着をシュンにかけた。
そこで久しぶりに話をした。
長ったらしくなるので割愛するが、シュンは俺に嫌われたと思っていたらしい。
俺はそれを否定して、どう話をしたらいいのか分からなくて、ごめんと謝った。
シュンは泣きながら、全部分かったからいいよと笑った。
安堵してふとシュンを見ると、肌が綺麗で白く華奢な女が俺の制服を肩からかけているようだった。
俺は2週間悶々と考えていた質問をぶつけた。
俺「シュンは俺のこと好きなん?」
シュン「・・・うん。」
俺「そか・・・俺は・・・よく分からん。」
シュン「分かってる。この前はごめん。気持ち悪かったやろ?」
俺「いや、気持ちよかったよ(笑)」
シュン「そういう意味じゃなくて(笑)」
シュンが恥ずかしそうに笑う。
俺「ビックリはしたけど、なんか・・・嫌ではなかったよ。」
シュン「そうなん?・・・じゃあまたしてもいい?」
俺「え・・・うん、別にいいよ。」
そう言うとシュンはじゃあ、と、俺のほうに近寄ってきた。
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