あいつが逝ったのは夏でした。皆が浮かれ騒いでる時あいつは一人で苦しんでた。今でも目を閉じれば鮮明に蘇る記憶。この手で触れた感触もまだ暖かいままなのに・・・あいつは居ないんだ。
一昨日あいつの住んでたアパートに行ってきました。この場所もあの頃のまま。俺の罪の証し、左手首の傷が疼く。痛てーよ。胸が、傷が、スゲー痛てー。
でもダチと約束したんです。俺は生きるって。俺が死んでも悲しむ奴が増えるだけ。だから俺は罪を背負って生きていく。あいつと一緒に。ブレスレットは今、また俺の左腕にあります。
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