いつからだろう?こんなにも、愛されたいと願うようになったのは
この名前、綺麗ねあなたは私の名前を褒めたけれど、それが私のものだと気付いた
途端、表情を曇らせたね。
結局、私はずっとお荷物でしかなくて、愛される資格なんてなくて、きっと汚い人
形。
いつからだろう?こんなにも、心の奥が乾いて、息が出来なくなったのは
あなたが死んだら、母さん悲しいねぇ、嘘でしょう?疑うわけじゃくて、瞳が笑っ
てたのよ。
結局、この気持ちは一方通行で、あなたは私の視線すら殺意だと勘違いして、きっ
と、腐った生ゴミ。
いっそ、いなくなればあなたのその顔が影を差さなくなるのか。
何度考えただろう、何度手首を切って、何度心の蔵に刃を向けて泣いたろう。
もう、時がすべてを風化させてしまう。その前に、あなたに伝えます。
――生まれてきてごめんなさい。 生きていてごめんなさい。 あなたの子供
でごめんなさい。 ずっと、大好き。
あなたを恨むことなんてできるはずがない。きっと悪いのは生まれてきた私だか
ら。
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