そのおじさんのハンドルネームは吾郎さんです。僕はあくまで夏実です。
僕の住まいの最寄り駅まで吾郎さんが車で来てくれて、それから合流の手筈です。
まず吾郎さんの車の助手席に乗せられ、暫くのドライブの後、或る公園の駐車場に駐車しました。
駐車場に車を駐めると、吾郎さんは改めて
助手席の僕を見つめました。
この夜、僕は、写真で送ったのと同じ服装・・・レース付きの薄手のブラウス(シースルーで下着のブラが透けて見えます)、お尻から脚のラインがピッチリしてるパンツスタイルでした。
吾郎さんは、僕の顔そして体のラインを舐めるようなイヤラしい視線で見つめ
「可愛いねぇ、色っぽいよ、夏実くん・・・
写真を見てウットリしたけど、実物はもっと可愛いねぇ・・。」
と言ってくれました。
彼、吾郎さんは50歳のおじさんですが、長身で大柄で逞しそうで、実年齢より少し若く見えました。
彼に見つめられ、褒められて、僕は
「あら・・・恥ずかしいです・・・からかわないで
ください・・・。」
と、下を向いて小さな声で言いました。
吾郎さんは、俯いてる僕の顔を下から覗き込むように見つめながら
「夏実、これから・・・ラブホに行くよ。いいだろ? 覚悟してるよな?」
と言いました。
僕は頷いて小さな声で「はい」と答えました。
その、ガレージから直接に個室に入れるラブホに着いて、僕は彼に手を引かれて室内に入りました。
僕は中性的な服装の上には長いコートを羽織ってましたが、室内に入ったのでコートを脱ぎました。
そして、僕と吾郎さんは改まって向かい合いました。
僕は160cmのチビですが、吾郎さんは180cm以上の長身で、向かい合うと吾郎さんに見下ろされてしまいました。
そして・・・一瞬の後、吾郎さんは僕を引き寄せ、強い力で僕の細い体を抱き締めました。
そして、彼の唇が僕の唇を捉えました。
僕は・・・
「あ、ああんっ・・・。」
と、媚びた甘え声を出してました。
※元投稿はこちら >>